妹のチョロネコ

備忘録を兼ねてポケモン構築記事書いてます

妹のチョロネコ -目次-

こんにちは、かわうそという者です。
自身の備忘録も兼ね、構築記事を書いております。

好きなポケモンレパルダス、得意な戦術は壁展開です。

 

■ランクバトル

【剣盾S7シングル】ニャオレパル霧壁ローテ【最終2851位】

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■公式大会

【竜王戦2020予選】ニャオ軸壁展開&対面ミックス【最終261位】

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【カンムリビギニング】壁張りマニアックス【最終245位】

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■Lv1ルール

【第5回リトルスターカップ】Lv1壁展開スタンダード未進化版【最終R1570】

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【Only1Battle13th -Lv1竜王戦-】Lv1壁展開スタンダード【最終R1459】

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【Only1Battle -12th-】次回のための備忘録 -電撃作戦・弱保チョロネコ-【最終14位】

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【Only1Battle -11th-】大反省会-チョロネコダブルサンド【最終18位】

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【Only1Battle -JURASSIC WORLD-】霧壁チョロッフィ【最終11位】

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■その他特殊ルール

【ゴーニー杯】慰労記事:ニャオ軸展開選択【最終31位】
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【おもちゃ杯】霧みやげモンネコ【最終10位】

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【ハチの日杯 ソーシャルディスタンス~ミツです~】ニャオレパル霧壁ローテ ハチの日ver【最終14位】

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何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

【第5回リトルスターカップ】Lv1壁展開スタンダード未進化版【最終R1570】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2021年2月20日に行われた仲間大会

第5回 リトルスターカップ

で使用したパーティについての記録です。

同速などの上振れもややありましたが、なかなか良い戦績だったので記事に残しておきます。

 

大まかなルールは以下の通り。

・Lv1ポケモンのみ使用可能
・未進化ポケモンのみ使用可能
努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
・使用禁止ポケモンあり

使用禁止ポケモンは第4回で使用率TOP10だった以下の10体

イシズマイf:id:drkawauso:20210220233327p:plain

サルノリf:id:drkawauso:20210220233502p:plain

シェルダーf:id:drkawauso:20200928190524p:plain

ストライクf:id:drkawauso:20210220230244p:plain

ゾロアf:id:drkawauso:20210220233606p:plain

チラーミィf:id:drkawauso:20200817082503p:plain

ニャビーf:id:drkawauso:20210220233652p:plain

ニューラf:id:drkawauso:20210220223737p:plain

プロトーガf:id:drkawauso:20210220233743p:plain

モンメンf:id:drkawauso:20200928190217p:plain

 

詳細は以下の通りとなります。

 

 

 

2.パーティ概要および成績

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TN かわうそ

最終レート 1570(8位) 6勝1敗

 

 

■基本選出:スタンダード壁展開

ケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plain+非ダイマエースf:id:drkawauso:20210111090733p:plainf:id:drkawauso:20200928190514p:plain

 

■裏選出:対頑丈起点
モグリューf:id:drkawauso:20201216104412p:plain+ケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plain

 

 ケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plainで壁を展開し、死に出しもしくはテレポートから積みダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainへ繋ぐきわめてスタンダードな壁展開です。 

ダイマエースが火力2段階積み技+素早さ倍化特性持ちで大回復アイテムを持たせているため壁の耐久上昇込みで場持ちが非常に良く、展開がうまく決まれば3タテを量産できます。

ただし初手の頑丈+ステルスロック+岩石封じなどで素早さを下げられてしまうと特性を持ってしても先手が取れなくなることが多いため、そういった展開への対抗策として型破りモグリューf:id:drkawauso:20201216104412p:plainを初手とする裏展開を組み込みました。

モグリュー展開の場合はエースによる全抜きが前提となるため、岩石封じ+ステルスロックまで撒ければベストです。

 

 

3.構築経緯

主展開として最も熟練度の高い壁展開を選択。

今回はクレッフィf:id:drkawauso:20200928190155p:plainが”未進化ポケモン”ではなく使えない上に、起点作りとして優秀なモンメンf:id:drkawauso:20200928190217p:plainも使用禁止なので、メインの壁張り役としてケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plainを選択。

S7からの壁張りや挑発、テレポートによるエースの着地能力が際立っており、今回は天敵となる同速のニューラf:id:drkawauso:20210220223737p:plainが使用不可のため、安定した先発能力を持っていると感じました。

 

エースとして選択したのは手に馴染んでいる軽業+悪だくみチョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plainと砂かき+剣の舞サンドf:id:drkawauso:20200928190328p:plain

Lv1ルールにおける壁展開エースとしての突破力は群を抜いたものがあると感じており、余程通りの悪い環境にならない限りは不動のエースとして活躍が見込めます。

 

エースの撃ち漏らしをスイープする後詰めとしてチゴラスf:id:drkawauso:20210111090733p:plainとコイルf:id:drkawauso:20200928190514p:plain

単純に頑丈に物を言わせた対面能力の高さを買いました。

1対突破する能力は他の追随を許しませんが、相手を2体残したりすると若干厳しいです。

 

そして今回は使用可能ポケモンの中でイワークf:id:drkawauso:20210220231355p:plainココドラf:id:drkawauso:20210220231414p:plainが起点役としてきわめて優秀であり、初手ケーシィ展開では頑丈が削れず厳しいので型破りモグリューf:id:drkawauso:20201216104412p:plainを対抗策として仕込みました。

A7による一致地震でそれぞれ確定1発、役割対象以外にも気合いのタスキで行動保証を持たせることで岩石封じ+ステルスロックで役割遂行したり、単純に剣の舞から負担を強いることができる点が強いと感じました。

 

 

4.個別紹介

※本ルールにおいては性格補正はあまり意味をなさないことが多いため、実数値のみの記載となります。

 

Ⅰ チョロネコ

 

Pokémonsprite 509 StSd.gif

特性:かるわざ

持ち物:オレンのみ

実数値:H12 - × - B6 - C6 - D6 - S6

技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス

 

悪だくみ+軽業発動から全抜きを狙うメインのダイマックスエース

壁下の耐久は一致抜群のダイマックス技を耐えるなどかなり信用でき、悪だくみを積みつつオレンの実による軽業発動を狙います。

素早さ低下のダイアタック、身代わり貫通のハイパーボイスなども刺さる場面があり、大暴れしてくれました。

一見してモグリューかサンドの砂かき+剣の舞がまず見える構築なので、タイプ受け可能+天然により積み無効のウパーf:id:drkawauso:20210117013153p:plainや物理受けのサニーゴf:id:drkawauso:20201227201734p:plainを非常によく誘うところもチョロネコを通す上で有利に働いていました。

 

 

Ⅱ サンド

 


特性:すなかき

持ち物:きのみジュース

実数値:H12 - A6 - B7 - × - D5 - S6

技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / アイアンテール

 

剣の舞+ダイロックによる砂かき発動から全抜きを狙うダイマックスエース

チョロネコの通りが悪い場合に選出。

こちらもチョロネコ同様、壁+木の実ジュースに任せたある程度強引な積みが可能であり、相性不利も気にならない信頼度がありました。

 

 

Ⅲ チゴラス

 

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特性:がんじょう

持ち物:こだわりハチマキ

実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6

技:げきりん / ロックブラスト / じしん / インファイト

 

ダイマエースの撃ち漏らしをスイープする後詰め。

対面性能は非常に高いものの抜き性能には欠けるため、ダイマエースが2体持っていけないと厳しい印象です。

抜群範囲が広いため、基本的にはコイルよりチゴラスを優先して選出しました。

 

 

Ⅳ コイル

 

f:id:drkawauso:20201003194000g:plain

特性:がんじょう

持ち物:こだわりスカーフ

実数値:H11 - × - B6 - C7 - D6 - S6

技:10まんボルト / ラスターカノン / ボルトチェンジ / てっていこうせん

 

ダイマエースの撃ち漏らしをスイープする後詰め。

対面性能の底上げのため、こだわりスカーフで先手が取れるようにしました。

1対1には強いですが、基本的には2体を相手にするのは厳しいです。

 

 

Ⅴ モグリュー

 

f:id:drkawauso:20210220230417g:plain
特性:かたやぶり

持ち物:きあいのタスキ

実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6

技:がんせきふうじ / ステルスロック / じしん / つるぎのまい

  

相手の初手イワークf:id:drkawauso:20210220231355p:plainココドラf:id:drkawauso:20210220231414p:plainドーミラーf:id:drkawauso:20210220232444p:plainといった展開に対して特性貫通の地震を押し付けていくためのピンポイント採用。

なまじイワークの信用度が非常に高いルールであったため、存分に役割を果たしてくれました。

初手の合わせが外れた場合も岩石封じ+ステルスロックによる役割遂行や、積めそうな相手なら剣の舞で負担を掛けていくなど器用に立ち回ってくれました。

今回の特別賞。 

 

 

Ⅵ ケーシィ

 

f:id:drkawauso:20210112101425g:plain

特性:シンクロ

持ち物:ひかりのねんど

実数値:H11 - × - B5 - × - D6 - S7

技:リフレクター / ひかりのかべ / ちょうはつ / テレポート

 

S7という高速帯から両壁や挑発+テレポートでエースに繋ぐ本パーティの主軸

前回はサブの壁張りとして起用したため進化の輝石を持たせていましたが、1発耐えて壁を張ることができれば十分であり、今回はニューラf:id:drkawauso:20210220223737p:plainもストライクf:id:drkawauso:20210220230244p:plainも不在のため思い切って光の粘土を持たせました。

挑発で相手の展開を防ぎつつ、壁+テレポートor死に出しで一方的にエースに繋ぐことができるのが非常に強かったです。

今回はS7の同速ライバルが少なく、機能しないことはほとんどありませんでした。

 

 

5.まとめ

使用可能ポケモンとの噛み合いも大きかったのですが、Lv1壁展開におけるケーシィの運用を見いだせたのは大きかったです。

モグリューf:id:drkawauso:20201216104412p:plain+ケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainの1エース選出は我ながら振り切ったものだとは思いましたが、こういうやり方もアリだと分かったのは収穫でした。

直前で起用を決めたモグリューですが、何とシーズン1からドリュウズを使っているにも関わらず型破り個体を持っていなかったため、藁にもすがる思いでTwitterで募集を掛けたところ、なんと"マンタインの人"水彩様f:id:drkawauso:20210220231940p:plainから交換していただけました!

”軸”とまでは行かないまでもモグリューを前提としたパーティではあったため、時間までにTwitterで交換成立しないかレイドで捕まえられないかであれば参加を見合わせようと思っていたところで、非常に助かりました。

しかもC抜け5Vという理想個体だったので、そのまま出場してもらいました。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

以下、パーティの構築にあたってのスペシャルサンクスです。

 

■協力

水彩様 - (型破りモグリューの交換)
記事ブログ:すいすいブログ

【Only1Battle13th-Lv1竜王戦-】Lv1壁展開スタンダード【最終R1459】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2021年1月16日に行われた仲間大会

Only1Battle13th -Lv1竜王戦-

で使用したパーティについての記録です。

結果は惨敗といって良いものですが、次回のために残しておきます。

 

大まかなルールは以下の通り。

・Lv1ポケモンのみ使用可能
努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
禁止伝説・幻のポケモンを1体まで使用可能

使用可能な禁止伝説・幻のポケモンは以下

f:id:drkawauso:20210111104002p:plainf:id:drkawauso:20201213224655p:plainf:id:drkawauso:20210111100946p:plainf:id:drkawauso:20210111100920p:plainf:id:drkawauso:20210112105928p:plainf:id:drkawauso:20210111093822p:plain

詳しくは以下のリンクにて。

Lv1限定大会運営本部
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle13th -Lv1竜王戦-」開催のお知らせ

 

 

2.パーティ概要および成績

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f:id:drkawauso:20210117020834j:plain

 

TN かわうそ

最終レート 1459(24位) 6勝9敗

 

 

■基本選出:スタンダード壁展開
クレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainf:id:drkawauso:20201123173243p:plain+非ダイマエースf:id:drkawauso:20201123173243p:plainf:id:drkawauso:20210111090733p:plain

 

■裏選出①:中間壁展開
ダイマエースf:id:drkawauso:20201123173243p:plainf:id:drkawauso:20210111090733p:plain+クレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainf:id:drkawauso:20201123173243p:plain

 

■裏選出②:挑発+壁テレポ展開

ケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plain+ダイマエースf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainf:id:drkawauso:20201123173243p:plain+非ダイマエースf:id:drkawauso:20201123173243p:plainf:id:drkawauso:20210111090733p:plain

 

 

クレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plainで壁を張り、積み+S操作+ダイマックスf:id:drkawauso:20200928190434p:plainf:id:drkawauso:20200928190328p:plainf:id:drkawauso:20201123173243p:plainで上から大火力を押し付け、残りを対面性能の高いポケモンf:id:drkawauso:20201123173243p:plainf:id:drkawauso:20210111090733p:plainでスイープすることを基本の勝ち筋とする、きわめてシンプルな壁展開です。

クレッフィでまきびしまで撒くことができれば、ダイマエースによる全抜きが現実的になります。

初手のクレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plainの展開が難しそうな場合は、初手に非ダイマエースf:id:drkawauso:20201123173243p:plainf:id:drkawauso:20210111090733p:plainから展開する裏選出で臨みます。

S操作による高速+積みによる高火力に振り切ったパーティであるためS低下技が急所となり得ますが、1段階低下程度であれば上昇量の方が多いため許容範囲です。

ねばねばネット+S低下技で起点を作りに来る相手f:id:drkawauso:20210112093456p:plainf:id:drkawauso:20210112093521p:plainf:id:drkawauso:20210112093509p:plainトリックルーム展開が見える相手に対しては壁展開役でケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plainを選出し、挑発から入ります。

 

パーティ単位できついと感じた相手は、

ロトムf:id:drkawauso:20200701141121p:plainf:id:drkawauso:20200701141106p:plain
初手の悪だくみに対する策が無く、徹底光線で負担が掛けられず、同速のケーシィで挑発から入るのも現実味がありません。
今後の課題ですが、このために天然ウパーf:id:drkawauso:20210117013153p:plainを採用するかどうか頭が痛いです。
初手にロトムに対して強いポケモンを探すのが現実的でしょうか。

バリヤードf:id:drkawauso:20210117010755p:plain
壁殺しの特性バリアフリー。特性も効果も出されて初めて知った次第です。

 

 

3.構築経緯

久々にLv1シングル戦でクレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plainが解禁となるため、本領である壁展開で臨むことにしました。

ニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainと違い、自身を温存して初手と中間で再展開することは難しいものの、まきびしで全抜き展開をサポートできる点徹底光線で大きな負担を掛けつつ自主退場できる点が優秀です。

メインエースとして選んだのは、

等倍範囲が広く、特殊型と相性の良いダイアークをメインウエポンとする軽業チョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plain
ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainやメルメタルf:id:drkawauso:20210111093822p:plainに壁下で安定して打ち勝てる砂かきサンド f:id:drkawauso:20200928190328p:plain

相手の大火力に対して安定して積みを行うため、また積みが行えなかった場合のダイマックス性能の底上げのため、Lv1戦特有のキーアイテムである木の実ジュースオレンの実をこの2体に持たせました。

 

次に、Lv1戦の定番であるパルシェンf:id:drkawauso:20201123173243p:plain

壁下で殻を破る前提で命の珠を持たせ、ダイマエースとしても非ダイマでのスイーパーとしても運用する想定です。

ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plain・メルメタルf:id:drkawauso:20210111093822p:plainに対し+2マッドショットやダイアース、ギラティナf:id:drkawauso:20210111100920p:plainパルキアf:id:drkawauso:20210111100946p:plainにはつらら針で対抗できる点を大きく評価しました。

 

ダイマックスでの戦力としてチゴラスf:id:drkawauso:20210111090733p:plain

頑丈のおかげで対面性能は高く、上記禁伝f:id:drkawauso:20201213224655p:plainf:id:drkawauso:20210111100946p:plainf:id:drkawauso:20210111100920p:plainf:id:drkawauso:20210111093822p:plainに一致逆鱗とインファイトで抜群を取れる点で採用を決めました。

中途半端な威力の地震ではなく、こだわりハチマキ込みで高乱数で1撃で落とせるインファイトを習得できることもポイントです。

 

最後に、Lv1戦ではコスモパワーなどでの詰ませが難しいため、コットンガードで瞬発力に優れるエルフーンf:id:drkawauso:20201123163048p:plainを詰ませ枠として採用し、一応の試作パーティは完成。

 

しかし、フレ戦で試運転を行ったところ、ねばねばネット+凍える風などのS低下展開がきわめて厳しく、対策を仕込むことにしました。

別展開の起点役としてS7から挑発を入れることが可能で、両壁+テレポートによるエースへの繋ぎに優れるケーシィf:id:drkawauso:20210112092619p:plainエルフーンの代わりに採用。

詰めのバリエーションは減りますが、Lv1戦おいて強力なねばねばネット展開を無視することはできないと判断しました。

 

せっかくの禁止伝説が使える竜王戦ルールですが、壁下のアタッカーとしての突破力はチョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plainやサンドf:id:drkawauso:20200928190328p:plainに軍配が上がり、非ダイマでの対面能力も頑丈チゴラスf:id:drkawauso:20210111090733p:plainの方を評価した結果、禁止伝説は採用を見送りました。

 

唯一、ミュウf:id:drkawauso:20210111104002p:plainは気になりました。

両壁にクレッフィが覚えることができないステルスロック、S7で耐久も高いため、初手展開要員としては優秀そうです。

単純に何でもできるので、型を読まれにくい点も大きなアドバンテージになりそうです。
初手でインファイトを放たれた際はなるほどなと思いました。

もしミュウがあくびかテレポートを習得可能だったら、方々に貸し出しおねだりに行っていたかもしれません。

 

 

4.個別紹介

※本ルールにおいては性格補正はあまり意味をなさないことが多いため、実数値のみの記載となります。

 

Ⅰ チョロネコ

 

Pokémonsprite 509 StSd.gif

特性:かるわざ

持ち物:オレンのみ

実数値:H12 - × - B6 - C6 - D6 - S6

技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス

 

悪だくみ+軽業発動から全抜きを狙うメインのダイマックスエース

軽業発動のキーアイテムはこれまでのミストシードではなくオレンの実を採用。

壁を前提としているため、悪だくみターンに一致抜群技さえ受けなければ、積みターンもしくはダイマックス中の発動が見込めます。

悪技の広い等倍範囲と相まってまきびしダメージ込みでの抜き性能は凄まじいものがあります。

ひいき目無しにも、Lv1壁展開においてはサンドと双璧を成すS操作エースだと思います。

悪だくみが積めなかった際も、単純にオレンで復活して軽業を発動させたり、ダイアタックで後続に繋ぐなどダイマアタッカーとして優秀でした。

ヤミラミf:id:drkawauso:20210117011313p:plainから被害を受けないのも地味に頼もしいポイントです。

 

 

Ⅱ サンド

 


特性:すなかき

持ち物:きのみジュース

実数値:H12 - A6 - B7 - × - D5 - S6

技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / アイアンテール

 

剣の舞+ダイロックによる砂かき発動から全抜きを狙うダイマックスエース

チョロネコの通りが悪い場合に選出。

木の実ジュース+壁のおかげである程度強引に剣の舞を積むことができ、事前に砂嵐さえ起こせていればヒメンカf:id:drkawauso:20210112105659p:plainのこらえる展開を許さない点も強みです。

パルシェンf:id:drkawauso:20201123173243p:plainと同時選出した際は、展開次第でダイマアタッカーをパルシェンにスイッチし、ダイロックで砂嵐を起こすことで非ダイマでの運用も可能です。

 

 

Ⅲ パルシェン

 

f:id:drkawauso:20210112100929g:plain

特性:スキルリンク

持ち物:いのちのたま

実数値:H12 - A7 - B8 - C7 - D6 - S6

技:つららばり / からをやぶる / ロックブラスト / マッドショット

 

定番の気合いのタスキではなく命の珠を持たせることで、殻を破れなくてもダイマエースとしての性能を確保しました。

特にマッドショットはC+2でディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainとメルメタルf:id:drkawauso:20210111093822p:plainに十分な打点になり、ダイアースとして撃つことで威力が跳ね上がります。

パルキアf:id:drkawauso:20210111100946p:plainに対しては壁下で攻撃を耐えることさえできれば、殻を破らなくてもつらら針で最低20ダメージとなり確定一発です。

ただしダイマックスを残されている場合は、ダイドラグーンでA-1となるとつらら針の1発あたりのダメージが激減するため、壁が残っていてHPを残している場合は殻を破るから入る必要があります。

 

 

Ⅳ チゴラス

 

f:id:drkawauso:20210112101138g:plain

特性:がんじょう

持ち物:こだわりハチマキ

実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6

技:げきりん / ロックブラスト / じしん / インファイト

 

頑丈に物を言わせ、禁止伝説勢に対して大きな打点を得ることができるダイマエース。

基本的には対面での詰めとしての役割ですが、パーティが分かりやすい壁展開なので、初手に出すことで挑発などから入ってくる相手に対しての逃げ道にもなっています。

対面性能は高いものの抜き性能には欠けるため、ダイマエースが2体持っていけないと厳しい印象です。

 

 

Ⅴ ケーシィ

 

f:id:drkawauso:20210112101425g:plain

特性:シンクロ

持ち物:しんかのきせき

実数値:H11 - × - B5 - × - D6 - S7

技:リフレクター / ひかりのかべ / ちょうはつ / テレポート

 

クレッフィ+S操作エース展開の急所となる、ねばねばネット+S低下技に対抗するためのサブの壁張り役

ねばねばネットだけならば軽業や砂かき、殻を破るで十分にカバー可能ですが、それに加えて

凍える風f:id:drkawauso:20210112093509p:plain

岩石封じf:id:drkawauso:20210112093456p:plain

エレキネットf:id:drkawauso:20210112093521p:plain

を入れられると±0となってしまうため、展開を封じられてしまいます。

ケーシィはS7で上記全てに上が取れるため、挑発を入れつつ両壁を展開し、確定後攻の交代技であるテレポートでエースまで繋ぎます。

唯一、シズクモf:id:drkawauso:20210112093509p:plainは高火力アタッカーの可能性も高いですが、進化の輝石込みでアクアブレイクを確定耐えできるので、必ず挑発から入ります。

ハチマキアクアブレイクはさすがに確定一発ですが、裏のパルシェンf:id:drkawauso:20201216104515p:plainで殻を破るチャンスになり得ます。

また、テレポートによって自身を温存しつつエースを無傷で着地させる能力があるので、ニャオニクスさながらの壁展開ローテーションも場合によっては可能です。

輝石込みでの耐久はそれなりに信用でき、テレポートまで繋げることも多かったですが、壁ターンが短く管理が難しいと感じました。

 

 

Ⅵ クレッフィ

 

f:id:drkawauso:20210112101716g:plain

特性:いたずらごころ

持ち物:ひかりのねんど

実数値:H12 - × - B7 - C6 - D7 - S6

技:リフレクター / ひかりのかべ / まきびし / てっていこうせん

 

今回のパーティの軸となる、Lv1戦における最強の壁張り役

頑丈+木の実ジュースによる全抜き展開のストッパーへの対策を意識し、まきびしを採用。

まきびしの効かないエアームドf:id:drkawauso:20201228050656p:plain以外の頑丈勢を、後続のエースアタッカーがジュース圏外から一撃で落とすことを目的としています。

トゲデマルf:id:drkawauso:20210117011932p:plainに対し、麻痺を物ともせず仕事をこなし、徹底光線で木の実ジュース発動圏外への削りを入れられる点は頼もしく、アイアンヘッドでの怯みさえ引かなければサンドの絶好の起点になります。

徹底光線で負担を掛けつつ、壁ターンを残して退場できればベスト。

 

 

5.まとめ

今回は久しぶりにクレッフィが解禁となり、私の思い描く壁展開を思う存分に構築することができました。

ダメージの関係上、コスモパワーなどによる詰ませが難しいLv1戦では、今回のようなS操作エースをメインにしたパーティが壁展開のスタンダードになると思います。

勝ちきることはできませんでしたが、展開自体の手応えはあり、今後に繫がる大会だったと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

以下、パーティの構築にあたってのスペシャルサンクスです。

 

■協力

西中つきひ様 - (大会主催、およびフレ戦による試運転調整)
記事ブログ:つき並みなブログ
Youtubeチャンネル:西中つきひ - YouTube

【ゴーニー杯】慰労記事:ニャオ軸展開選択【最終31位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年12月30日に行われた仲間大会

ゴーニー杯 冠の雪原ver

で使用したパーティについての記録です。

ゴーニー杯 冠の雪原verのルールは以下の通り。

・合計種族値520以上のポケモンは使用不可
・2020年12月15日時点での使用率TOP52位までのポケモンは使用不可

以下、種族値520未満で順位による使用が禁止となるポケモンです。

f:id:drkawauso:20201124194655p:plainf:id:drkawauso:20201214000751p:plainf:id:drkawauso:20201227191511p:plainf:id:drkawauso:20201227191538p:plainf:id:drkawauso:20201216224935p:plainf:id:drkawauso:20201115084342p:plainf:id:drkawauso:20200402071417p:plainf:id:drkawauso:20201216105312p:plainf:id:drkawauso:20201216230620p:plain

 

詳細は以下

 

順位は微妙なところですが、奮闘してくれたメンバーを慰労する意味でも公開します。 

 

 

2.パーティ概要および成績

f:id:drkawauso:20201231002254j:plain

f:id:drkawauso:20201231020717j:plain

 

TN かわうそ

最終レート 1525(31位) 7勝5敗

 

 

基本選出:ニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plain+ダイマックスエースf:id:drkawauso:20200402072658p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plain+詰ませエースf:id:drkawauso:20201115084212p:plain

裏選出①:初手ダイマックスf:id:drkawauso:20201216224736p:plain+中間展開f:id:drkawauso:20200809022735p:plainf:id:drkawauso:20201227192010p:plain+詰ませエースf:id:drkawauso:20201115084212p:plain

裏選出②:ニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plain+ミミロップf:id:drkawauso:20201227192010p:plain+積みエースf:id:drkawauso:20200402072658p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plainf:id:drkawauso:20201115084212p:plain

 

 

■基本選出(壁展開ローテーション)f:id:drkawauso:20201115085529p:plain + f:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plain + f:id:drkawauso:20201115084212p:plain

先発ニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainで壁を張った後、試合展開に応じてダイマックスエースf:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plainかピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainで積みを行います。

極力ニャオニクスは壁張り後温存し、

ニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plain⇒エース展開f:id:drkawauso:20201115085516p:plainニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plain⇒エース展開f:id:drkawauso:20201115084212p:plain

といったようなローテーションを展開します。

あくびから自身を温存しつつエースを着地させる能力の高いニャオニクスだからこそ安定する、実質4体の対面選出です。

 

 

■裏選出①(初手ダイマックス展開)f:id:drkawauso:20201216224736p:plain + f:id:drkawauso:20201115085529p:plainf:id:drkawauso:20201227192010p:plain + f:id:drkawauso:20201115084212p:plain

広い技範囲、十分な火力耐久を持ち初手ダイマ適正の高いマタドガスf:id:drkawauso:20201216224736p:plain相手のダイマックスを誘発したり数的有利を取り、後続f:id:drkawauso:20201115084212p:plainで詰めることを勝ち筋とします。

モロバレルf:id:drkawauso:20201227195244p:plainやゲンガーf:id:drkawauso:20201216223503p:plainの初手催眠にミストフィールドで対抗でき、相手のダイマックスさえ枯らしてしまえば詰ませピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainの弱点でもあるダイストリーム連打や高火力ダイスチルを防ぐことが可能です。

後続がピクシーのため、相手の弱点保険をほぼ考慮しないで済むので躊躇無く弱点を突きにいきます。

中間展開は基本的にニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainですが、展開阻害手段がありそうな相手にはミミロップf:id:drkawauso:20201227192010p:plainを選出。
見た目以上の耐久を持っているため、不器用すり替えからコスモパワーバトンが間に合うケースが多いです。

 

 

■裏選出②(1エース展開)f:id:drkawauso:20201115085529p:plain + f:id:drkawauso:20201227192010p:plain + f:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plainf:id:drkawauso:20201115084212p:plain

あくびf:id:drkawauso:20201115085529p:plainを駆使して厄介な展開阻害手段を持つ相手とミミロップf:id:drkawauso:20201227192010p:plainを対面させて不器用すり替えで止めつつ、壁張りf:id:drkawauso:20201115085529p:plainやコスモパワーバトンf:id:drkawauso:20201227192010p:plainから積みエースf:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plainf:id:drkawauso:20201115084212p:plainでの全抜きを狙います。

初手にどちらf:id:drkawauso:20201115085529p:plainf:id:drkawauso:20201227192010p:plainを置くかは相手と相談。

基本的には1エース選出は押し切れないリスクが高いため、全抜きビジョンが明確に見える場合のみ使用。

 

 

3.構築経緯

種族値520未満ということで、数値不足に悩まされるものの特筆すべき突破力のあるレパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainをエース展開できそうだと感じ、手に馴染んでいるニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plain-レパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainの並びからパーティを考えました。

また、展開構築の大敵であるカバルドンf:id:drkawauso:20201214030917p:plainカプ・レヒレf:id:drkawauso:20201213230959p:plainが不在というのも、本ルールを考察する大きなモチベーションとなりました。 

レパルダスの補完となるサブの積みエースアタッカーとして砂かき真昼ルガルガンf:id:drkawauso:20201216230053p:plainを採用。
普段砂かきドリュウズf:id:drkawauso:20201216224935p:plainを入れている枠ですが、壁+ダイマックスの耐久で格闘を受けつつ弱点保険を発動したり、ダイスチルによるフェアリーへの強さ、何よりタスキ潰しも兼ねた砂かきでの突破力を評価し、ドリュウズと同じ動きを期待しての採用です。
数値やタイプ面で総合力ではドリュウズに見劣りするものの、ダイロック(砂嵐)で素早さと特防が両方上昇する点はドリュウズに無い強みです。

そしてニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainからのもう1つの積み展開としてピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainを採用。
こちらも手に馴染んだパターンであり、単純なアタッカーではほぼ崩すことのできない強力無比な詰ませポケモンです。

ニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plain+ダイマックスエースf:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201216230053p:plain+ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainの基本選出まではすんなりと決まりました。

基本選出での展開が成立しない、しづらい相手を考えてみると、

初手の催眠圧力でミストフィールドor光の壁の択を迫られるゲンガーf:id:drkawauso:20201216223503p:plainルージュラf:id:drkawauso:20201227201858p:plain
クリアスモッグで積みを無効化しつつ、催眠で止めに来るモロバレルf:id:drkawauso:20201227195244p:plain
定数ダメージや身代わりが厄介なエルフーンf:id:drkawauso:20200928190225p:plain

きわめて突破しづらく、着実に消耗させられるラッキーf:id:drkawauso:20201227201413p:plainナマコブシf:id:drkawauso:20201227201513p:plainサニーゴf:id:drkawauso:20201227201734p:plain
ミラー対面で千日手になるピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plain
初手でニャオニクスに合わせられるだけでTOD負けが確定するゴチルゼルf:id:drkawauso:20201228051432p:plain

悪戯心を上回る優先度+2の出会い頭を持つアイアントf:id:drkawauso:20201228051055p:plain

などが思い当たりました。

そこで、初手の催眠択f:id:drkawauso:20201216223503p:plainf:id:drkawauso:20201227201858p:plainf:id:drkawauso:20201227195244p:plainを拒否しつつ圧力を掛けられるミストメイカマタドガスf:id:drkawauso:20201216224736p:plainの初手ダイマックス展開を仕込むことにしました。
炎・電気・毒・フェアリーと広い技範囲で火力耐久共に水準レベル、状態変化への耐性もあり本ルールにおいては最強クラスの初手ダイマ枠だと感じました。
先に展開されない限りはエルフーンf:id:drkawauso:20200928190225p:plainへの圧力も高く、パーティ全体の補完としてこれ以上ないものがあります。

積みエースやマタドガスのストッパーとなる受け寄りのポケモンf:id:drkawauso:20201227201413p:plainf:id:drkawauso:20201227201513p:plainf:id:drkawauso:20201227201734p:plainや詰ませf:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201228051432p:plainに対しては、不器用ミミロップf:id:drkawauso:20201227192010p:plainの突撃チョッキすり替えからのコスモパワーバトンによりピクシーで起点化するルートを考えました。
見た目に似合わず耐久はそれなりにあり、素早さ種族値もS105と上からコスモパワーを積める対面も多いのが強みです。

 

 

4.個別紹介

 

Ⅰ レパルダス

f:id:drkawauso:20201213235822g:plain


特性:かるわざ

持ち物:ミストシード

性格:ひかえめ

実数値(努力値):H139 - × - B97 (212) - C150 (228) - D70 - S135 (68)

技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / しっとのほのお

軽業発動時(S270)の主なSライン目安
 S282:+1最速119族(+1エースバーン)
 S273:+1準速130族(+1カプ・コケコなど)
 S270:+1最速112族(加速ペンドラー※同速
 S268:+2最速70族(殻を破るパルシェン・雨下ニョロボン/マンタイン/ルンパッパ)
 S267:+1最速110族(スカーフラティアス・スカーフゲンガーなど)
 S266:+2準速81族(+2ギャラドス
 S265:+1最速109族(+1カミツルギ・スカーフAキュウコンなど)
 S264:+2準速80族(晴れ下フシギバナ・軽業フワライドなど)
 S256:+1準速119族(+1エースバーン)
 S255:+1最速103族(+1ウツロイド

 

耐久目安
 物理・特殊共に壁+ミストシード込みで大半の等倍技を確定耐え
 (物理参考:意地っ張りA252ガラルヒヒダルマのハチマキつらら落としまで)
 (特殊参考:すり抜け臆病C252シャンデラの大文字まで)

 壁+ダイマックスで大半の弱点技を確定耐え
 (物理参考:意地っ張りA252アッキミミッキュの+2ダイフェアリーまで)
 (特殊参考:控えめC252アシレーヌの命の珠ダイフェアリーが63.6~75.8%)

※ランクバトル使用個体のため本ルール使用不可ポケモンを上記調整先に含む

 

メインのダイマックスエース。

ニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainで壁+ミストフィールドを張った後に繰り出し、ミストシード+軽業発動から悪だくみダイマックスで敵陣の一掃もしくは半壊を狙います

格闘・フェアリーが致命的に苦手なものの、等倍範囲の良い悪技、ピンポイントで弱点を突きやすい草・炎技の組み合わせはバランスが取れており、壁+ダイマックス時の耐久はそれなりに信用できます。

軽業による超高速を初ターンから実現できる点も大きく、ダイジェットや殻を破るなどで切り返されない強みを持ちます。

ダイアークによる特防ダウン効果でダイマックス同士の撃ち合いにも強く、条件が整えば無双の強さを誇る1体です。

展開が決まれば相手のダイマックスを強制する能力は高く、後続にニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plain+ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainを温存できれば非常に心強いです。

ヌオーf:id:drkawauso:20201213233944p:plainや鋼飛行勢f:id:drkawauso:20200402070647p:plainf:id:drkawauso:20201228050656p:plainに対して強い点も、本ルールにおける強みとなっています。

レパルダスで対処することはまずありませんが、アイアントf:id:drkawauso:20201228051055p:plainに対しては一度ダイウォールで出会い頭を防いでから炎技で仕留めるのが無難です。

格闘・フェアリーへの打点は不一致等倍となりますが、悪だくみ火力は非ダイマックスで受けることは難しく、ダイマックスで切り返されたとしても「ダイマを吐かせた」こと自体が大きいです。

悪だくみを積む際の対面相手をあくびf:id:drkawauso:20201115085529p:plainでうまく選ぶことができれば格闘・フェアリー入りにも出していくこと自体は可能です。

 

 

Ⅱ ルガルガンまひるのすがた)

f:id:drkawauso:20201227205603g:plain


特性:すなかき

持ち物:じゃくてんほけん

性格:いじっぱり

実数値(努力値):H165 (116) - A183 (252) - B95 (76) - × - D86 - S140 (60)

技:ロックブラスト / つるぎのまい / アイアンヘッド / ほのおのキバ

A特化
砂かき発動で準速軽業サワムラーまで抜き
残り耐久:砂嵐による特防上昇込みでHBD/B+D最大

 

レパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainの弱点を補完する、サブのダイマックスエース。

壁を盾に剣の舞を積む、もしくはダイマックスして弱点を受けにいき、ダイロック+砂かき発動による超速超火力を押しつけていきます。

ダイロック(砂嵐)によるタスキ潰しや特防上昇が強く、こちらも展開が決まれば止まらない1体です。

予定では炎のキバではなくドリルライナーを採用するつもりでしたが忘れてそのままに。
ランクバトルTOP10禁止ルールの際に対ナットレイとして入れていたものですが、これはこれで鋼への打点にはなるので活躍はしてくれました。
砂を書き換えて晴らしてしまうのがネックです。

 

 

Ⅲ マタドガス(ガラルのすがた)

f:id:drkawauso:20201227205824g:plain

 

特性:ミストメイカ

持ち物:いのちのたま

性格:ずぶとい

実数値(努力値):H171 (244) - × - B161 (52) - C132 (212) - D90 - S80

技:ヘドロウェーブ / ワンダースチーム / 10まんボルト / オーバーヒート

陽気命の珠アイアントのダイスチルをダイマックスで確定耐え
意地っ張りだと上記が56.3%の乱数1発

 

裏選出におけるダイマックスエース。

広い技範囲と水準レベルの火力・耐久で初手ダイマックスを行い、相手を1.5~2体持っていき数的有利を取る、あるいは相手のダイマックスを吐かせることが任務となります。

弱点を1つ潰せる浮遊の方が対面性能は上がりますが、初手の催眠を重く見てミストメイカーを選択しました。

ルガルガンf:id:drkawauso:20201216230053p:plain以上にレパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainの弱点を強烈に補完することができており、初手ニャオニクス展開f:id:drkawauso:20201115085529p:plainがしづらい相手にも強く出られるため、基本選出f:id:drkawauso:20201115085529p:plainf:id:drkawauso:20201115085516p:plainf:id:drkawauso:20201115084212p:plainをカバーする裏エースとしては出来すぎと言えるほどの適性がありました。

ミストシードf:id:drkawauso:20201115085516p:plainとのシナジーがありそうに見えますが、展開の都合上、一緒に選出することはありません。

アイアントf:id:drkawauso:20201228051055p:plainきわめて重要な役割対象であり、初手ダイバーンで確殺できるものの、乱数次第でこちらもダイスチル+珠ダメージを耐えずに1:1交換となります。

退かれたり後続に温存されると厳しいですが、ニャオニクスが非常に初手のアイアントを呼ぶ上に相手目線ではダイスチルがこの上なく刺さっていることもあり、相手のダイマックスを吐かせることができるなら分の悪い賭けではありません。

アイアントはほぼ最速と考えてよく、意地っ張りだと中乱数耐えですが一撃死した場合は諦めます。

 

 

Ⅳ ミミロップ

f:id:drkawauso:20201227234547g:plain

 

特性:ぶきよう

持ち物:とつげきチョッキ

性格:ようき

実数値(努力値):H171 (244) - A96 - B106 (12) - × - D116 - S172 (252)

技:すりかえ / コスモパワー / バトンタッチ / ローキック

最速
残り耐久

 

壁+積み展開の障害となる、定数ダメージを主とする相手f:id:drkawauso:20201227201513p:plainf:id:drkawauso:20201213233944p:plainf:id:drkawauso:20201228004813p:plainや強力な受け枠f:id:drkawauso:20201227201413p:plainf:id:drkawauso:20201227201734p:plainおよび詰ませ枠f:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201228051432p:plain、状態異常をばらまく相手f:id:drkawauso:20201227195244p:plainなどに突撃チョッキを押し付け、機能停止させた上でピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainの起点にする役割を持ちます。

また初手ダイマックス展開f:id:drkawauso:20201216224736p:plainの裏から、素早さとそれなりの耐久を活かした先制コスモパワー⇒バトンタッチでピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainに繋げる動きも強力です。

余裕があればローキックでS操作を行い、ピクシーが先手を取れるようになればなお良しです。
 

 

Ⅴ ピクシー

f:id:drkawauso:20201115083921g:plain

 

特性:てんねん

持ち物:ゴツゴツメット

性格:ずぶとい

実数値(努力値):H201 (244) - x - B137 (252) - C115 - D110 - S82 (12)

技:ムーンフォース / コスモパワー / めいそう / つきのひかり

4振り60族抜き
残りHB

 

壁展開f:id:drkawauso:20201115085529p:plainやコスモパワーバトンf:id:drkawauso:20201227192010p:plainから繰り出し、積みを行って突破不可能とする詰ませエース

ほぼ全ての選出に絡み、展開阻害や急所被弾が無ければその強さは他の追随を許さず、型破り剣舞ドリュウズf:id:drkawauso:20201216224935p:plainや化石f:id:drkawauso:20201216230620p:plainf:id:drkawauso:20201227191538p:plain、その他高火力の毒鋼f:id:drkawauso:20201228044554p:plainf:id:drkawauso:20201116033433p:plainf:id:drkawauso:20200402072757p:plainが不在の本ルールにおいてはパワーで押し切るのはほぼ不可能です。
(命の珠+力ずくニドラン系列f:id:drkawauso:20201116033531p:plainf:id:drkawauso:20201116033522p:plain、命の珠+はりきりアイアントf:id:drkawauso:20201228051055p:plainは先に展開できないと対面からパワー負けします)

ただし6回被弾した際に1度でも急所を引く確率は20%を超えるので、弱点技を受け続けるのはかなり危険。

等倍技なら急所でも耐えるケースが多いので、HPは高めに保っておきたいところです。

 

 

Ⅵ ニャオニクス(♂)

f:id:drkawauso:20201214015744g:plain


特性:いたずらごころ

持ち物:ひかりのねんど

性格:おだやか

実数値(努力値):H181 (252) - × - B116 (156) - × - D125 (100) - S124

技:リフレクター / ひかりのかべ / ミストフィールド / あくび

陽気ハチマキウーラオスの水流連打確定耐え
控えめ特化ギルガルドシャドーボール最大乱数以外耐え

 

先発および中間展開での壁張り、あくびでの対面操作が任務となる、本パーティの主軸

基本選出の項でも触れた、対面操作力の高さによる自身を温存しながらエースを着地させる能力は群を抜いており、”積み構築の初手壁張り”としては他とは一線を画す、卓越した性能を持っていると感じています。

ただしレパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainに繋ぐ際はミストフィールドを張るタイミングに注意が必要で、先にミストを展開してしまうとあくびが通らなくなります。 

 

 

5.まとめ

今回のパーティは自信があっただけに、最後に連敗を喫して順位を落としてしまったのは痛恨の極み、実力が届かなかったという他はありません。

とはいえレパルダスが大暴れしてくれたり、展開阻害系の相手をミミロップで意図通りに攪乱したり、対アイアント調整を施したマタドガスが刺さったりと、構築段階の想定は間違っていなかったと思いました。

身代わりやこらえるに対して安易にダイマックスを切ってしまったり、経験値の不足が響いたのが反省点です。
言い換えれば、まだまだプレイングに依存したパーティになっているということなので、構築力が基準に届いていなかったということかなと感じました。

制限のあるルールは展開系のパーティに有利になることが多いので、今後もこういう機会があれば積極的に参加していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

下記、パーティを構築するに当たってのスペシャルサンクスです。

 

■構築参考 

メガけろまつ様
記事ブログ:井の中

 

■情報源

デミル様 ※初見ロム推奨
YouTubeチャンネル:デミル - YouTube
ニコニコミュニティドロッパーズ-ニコニコミュニティ

ずんだもち様
YouTubeチャンネル:ずんだもち - YouTube
ニコニコミュニティ強者を目指すゲーム放送局-ニコニコミュニティ

れしむ様
YouTubeチャンネル:れしむ - YouTube

 

■協力

ハチ様 - (大会主催、およびフレ戦による試運転調整)

ナナホシ - (フレ戦による試運転調整および感想戦)
記事ブログ:nanahoC’s blog
考察記事:【種族値520以上禁止】ゴーニー杯考察【12/30ポケモン仲間大会】

【竜王戦2020予選】ニャオ軸壁展開&対面ミックス【最終261位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年12月11日午前9時~14日午前9時に行われた公式大会

ポケモン竜王戦2020予選

で使用したパーティについての記録です。

ポケモン竜王戦2020予選のルールは以下の通り。

・いわゆる「禁止伝説ポケモン」を1体まで編成可能
・1日の対戦回数上限は15回、午前9:00に回数リセット

 

 

2.パーティ概要および成績

f:id:drkawauso:20201213223411j:plain

f:id:drkawauso:20201214114522j:plain

TN かわうそ

最終レート 1708(261位) 25勝11敗

 

基本選出:特になし

今回は対応すべき範囲が恐ろしく広く、汎用的にパターン化できる選出を作れませんでした。
相手に応じた選出択が常に発生してしまう点は大きな反省点ですが、それぞれ対処の異なる禁止伝説が跋扈する本ルールで基本展開パターンを組むのはほぼ不可能と判断しました。

一応、緩やかな選出パターン想定としては

初手:ニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plain or ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plain or ウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plain

詰め筋:ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plain or ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plain

中間展開:レパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plain or ニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plain

ピンポイント:ヒードランf:id:drkawauso:20201213225002p:plain

となります。

 

ニャオニクス壁展開

初手のニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plainが壁を張り、後続のピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainで積みを行って詰ませる、もしくは壁+ダイマックスディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainの圧倒的な対面性能に物を言わせて押し切ることを勝ち筋とします。

後続にウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainヒードランf:id:drkawauso:20201213225002p:plainを置くかは相手と相談です。

傾向としてはイベルタルf:id:drkawauso:20201213230315p:plainやザシアンf:id:drkawauso:20201213230327p:plain入りに多用しました。

ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainで詰められそうな相手の場合は最優先で選出したい、おそらく名目上の「基本選出」となります。

 

■初手ダイマックス展開

初手ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainダイマックスし、相手パーティの半壊を狙うもしくは1体倒してダイマックスを吐かせる展開です。

展開パターンは大まかには以下の2種類です。

・中間にレパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainまたはニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plainを置いて、後続のピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainで詰める

・後続にウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainヒードランf:id:drkawauso:20201213225002p:plain、ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainから2体を選出する徹底的な対面選出

 

かなり汎用的に使用した展開です。
初手のランドロスf:id:drkawauso:20201213230607p:plainが透けて見え、かつ裏にディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainの通りが良い場合特に有効でした。

 

■初手ウーラオス展開

初手のタスキウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainで非ダイマのまま圧力を掛け、相手の初手展開を処理しつつ、あわよくばダイマックスまで吐かせる展開です。

初手ダイマパターンと同じく、中間展開を挟んだり対面的な選出をしたりと相手によって切り替えますが、ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainダイマックスをするアドバンテージが薄いのでディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plain入りの対面選出が多かったです。

傾向的にはカイオーガf:id:drkawauso:20201213231214p:plainやバドレックスf:id:drkawauso:20201213232508p:plainf:id:drkawauso:20201213232519p:plain入り、初手のレジエレキ壁展開f:id:drkawauso:20201115084152p:plainが見える場合、もしくはカプ・レヒレf:id:drkawauso:20201213230959p:plainを誘ってディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainで処理したい際などに多用しました。

 

ヒードランについて
個別紹介の項で詳しく触れますが、ムゲンダイナf:id:drkawauso:20201213231819p:plain+テッカグヤf:id:drkawauso:20201213231831p:plainの詰ませ展開へのピンポイントとして採用しました。

上記に対して圧倒的に強く、かつ耐性の多さから対面性能も高いため随所で活躍してくれました。

 

 

3.構築経緯

当初は厄介なメタモンf:id:drkawauso:20201214020054p:plainをほぼ完全に無力化できる、カンムリビギニングのような徹底した詰ませ展開f:id:drkawauso:20200809022735p:plain+f:id:drkawauso:20201213233908p:plainf:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plainf:id:drkawauso:20201213233944p:plainf:id:drkawauso:20201213230959p:plainなどを考えていましたが、試運転を繰り返した結果、無理な相手がどうしても目立ち、断念するに至りました。

いくつかの詰ませ軸を試した結果やはりニャオニクスf:id:drkawauso:20200809022735p:plain+ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainが決まれば激烈に強く、ピクシーが無理な相手を他の展開でカバーすることを考えました。

壁込みでも対面での詰めが成立しない鋼勢f:id:drkawauso:20201213230327p:plainf:id:drkawauso:20201213224655p:plainf:id:drkawauso:20201213233611p:plain、突破不可能なムゲンカグヤf:id:drkawauso:20201213231819p:plainf:id:drkawauso:20201213231831p:plainが対策相手の筆頭でした。

そこで、対応範囲を広げるためディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainダイマックスを軸とした展開を仕込もうと決めました。 

今回は対応範囲を考えると「5秒で選出が決まる」ような完全な展開構築は組むことが不可能(少なくとも私には)と考え、徹底した対面選出ルートを用意しておこうと思いました。 

その筆頭がタスキ悪ウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainであり、またムゲンダイナ+テッカグヤに対して強烈なプレッシャーを掛けつつ自身も対面性能が高いヒードランf:id:drkawauso:20201213225002p:plainもすんなりとパーティに入りました。

また、軽業エースレパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainは試運転でカイオーガを押し切るなど何度か決まったものの、さすがに今回はレパルダスをエース運用するのは数値の面で荷が重いと感じ、ベンチで腐らせるくらいならと悪戯心での中間展開サポーターとして運用することにしました。

初手ダイマ展開と悪戯心レパルダスの相性も良く、本戦でも何度も勝利に貢献してくれました。

 

 

4.個別紹介

 

Ⅰ レパルダス

f:id:drkawauso:20201213235822g:plain


特性:いたずらごころ

持ち物:こうこうのしっぽ

性格:ずぶとい

実数値(努力値):H171 (252) - × - B91 (100) - × - D90 (156) - S126

技:トリック / あまえる / あくび / みがわり

耐久全振り

 

初手ダイマックスf:id:drkawauso:20201213224655p:plainやタスキウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainの裏から繰り出し、身代わりによるダイマ枯らし後攻の尻尾トリックや甘えるによる後続のサポートが任務。

相手のダイマエースが物理と読み切れるなら、甘えるがきわめて有用でした。
(ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainが後続の場合は特性てんねんのため甘えるはほぼ無意味ですが、メテオドライブ持ちや特性かたやぶりの相手には甘えるを入れる価値はあります)

また、変則展開となりますがサンダーf:id:drkawauso:20201116023542p:plainにトリックを決めることで、ディアルガへの怪電波+羽休めによる詰めを回避したりなども頼もしかったです。

本記事の執筆中、ダウンロード対策f:id:drkawauso:20201214000751p:plainとして性格を穏やかにしてBとDを逆にすべきだったと思いました。

調整に関しては極端な話、実数値がH15-B1-D1-S1とかでも、それこそチョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plainでも構わないポケモンです。 

一応、甘えるで耐えるケースも多いので耐久振りに越したことはありませんが。

 

 

Ⅱ ディアルガ

f:id:drkawauso:20201214001159g:plain

特性:プレッシャー

持ち物:いのちのたま

性格:ひかえめ

実数値(努力値):H207 (252) - × - B140 - C222 (252) - D120 - S111 (4)

技:だいちのちから / ふぶき / かみなり / てっていこうせん

HC特化 

HD特化カバルドンをダイアイスで確定1発

 

ほぼ確実に選出に絡む、メインのダイマックスエース
ディアルガダイマックスをいかに通すかが勝ち筋になる試合がとても多かったです。

とにかくダイマックス状態での汎用性を高めるため、技はダイマ時の威力重視のフルアタ構成。
持ち物は等倍が非常に少ない耐性から弱点保険も考えましたが、より汎用的に高火力を押しつけられる命の珠を選択しました。

壁下でダイマックスした際の対面性能は最強クラスでした。

命の珠イベルタルf:id:drkawauso:20201213230315p:plainに対しては素の撃ち合いではダイアークの特防ダウン効果が響き、かなり分が悪いため光の壁下で撃ち合うことを心がけました。

同様に、ザシアンf:id:drkawauso:20201213230327p:plainも素の撃ち合いでは+1インファイトが厳しいですがリフレクター下なら問題ありません。

初手にレジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plainと対面した場合は、相手からの有効打が乏しく壁張りの線も強いので、素の大地の力で一度つついてからニャオニクス展開をするなどが多かったです。

 

 

Ⅲ ウーラオス(いちげきのかた / キョダイマックス個体)

f:id:drkawauso:20201214002355g:plain

 

特性:ふかしのこぶし

持ち物:きあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値(努力値):H175 - A200 (252) - B120 - × - D81 (4) - S149 (252)

技:あんこくきょうだ / インファイト / カウンター / ふいうち

AS特化

HB特化サンダーを暗黒強打で55.9%の乱数2発

H252振りレジエレキを暗黒強打で確定1発

 

タスキ込みでほとんどのポケモンに殴り勝てる、非ダイマでの対面性能の強さを大いに買った採用です。
相手のダイマックスを切らせる圧力も高く、初手性能の高さが光りました。

壁や積みを貫通する暗黒強打は日頃壁展開を愛用する私には恨めしいものでしたが、それと同時に相手の起点展開に対しても非常に有効でした。

初手のスカーフアタッカーf:id:drkawauso:20201213231214p:plainf:id:drkawauso:20200402072757p:plainなどが素直に突っ張ってくれるならイージーウィンが見えてきますし、引いたとしても裏に強烈な一撃を叩き込めるのが単純に強かったです。

また、非常にカプ・レヒレf:id:drkawauso:20201213230959p:plainを呼ぶポケモンであるため、交換択を制すことができればディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainで誘い狩りできることが多かったです。
リスキーな択はあまりやりたくないのですが、通さなければいけないシーンもよくありました。

初手のレジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plainに対しても暗黒強打で片壁しか張らせないか、壁張りを放棄してウーラオスのタスキを潰す、裏で強打を受けるなどの択を押し付けることができ、後続がニャオニクス展開だった場合などはきわめて有効でした。

 

 

Ⅳ ヒードラン

f:id:drkawauso:20201214004352g:plain

 

特性:もらいび

持ち物:たつじんのおび

性格:ひかえめ

実数値(努力値):H171 (36) - x - B126 - C200 (252) - D126 - S125 (220)

技:かえんほうしゃ / きんぞくおん / ちょうはつ / だいちのちから

最速テッカグヤ抜き

達人の帯込みでH252テッカグヤを火炎放射で93.8%の乱数1発

 

ムゲンダイナf:id:drkawauso:20201213231819p:plainおよびテッカグヤf:id:drkawauso:20201213231831p:plainへのピンポイントとして採用。

パーティにいるだけで上記の選出に大きなプレッシャーを掛けることができます。

とはいえ、選出しない読みでヒードランを選出から外すリスクも相応に大きいので、相手の裏が読みやすくなる程度ではあります。

ヒードラン入りに出てくるムゲンダイナはダイマックス砲+パワフルハーブメテオビームなどのアタッカーであることが多かったです。

また、ダイマックスを容易に枯らすことができるエルフーンf:id:drkawauso:20200928190225p:plainなどへの圧力も高く、天然勢f:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201213233944p:plainへの挑発・金属音なども頼もしかったです。

ピンポイント採用ですが基本的な対面性能は高く、器用な立ち回りが可能なので活躍の場面は多かったです。

 

 

Ⅴ ピクシー

f:id:drkawauso:20201115083921g:plain

 

特性:てんねん

持ち物:ゴツゴツメット

性格:ずぶとい

実数値(努力値):H201 (244) - x - B137 (252) - C115 - D110 - S82 (12)

技:ムーンフォース / コスモパワー / めいそう / つきのひかり

4振り60族抜き

 

壁の裏から積みを行い、突破不可能とするメインの詰ませエース

カンムリビギニング時と同じ調整です。
ただし今回は、対面での詰ませが成立しない相手f:id:drkawauso:20201213230327p:plainf:id:drkawauso:20201213224655p:plainf:id:drkawauso:20201213233611p:plainf:id:drkawauso:20201213231819p:plainが環境に多く、何も考えずに積んで勝てることはまれでした。

展開が決まった時の強さは筆舌に尽くしがたく、通りそうなら最優先で選出したいポケモン

 

 

Ⅵ ニャオニクス(♂)

f:id:drkawauso:20201214015744g:plain


特性:いたずらごころ

持ち物:ひかりのねんど

性格:おだやか

実数値(努力値):H181 (252) - × - B116 (156) - × - D125 (100) - S124

技:リフレクター / ひかりのかべ / ミストフィールド / あくび

陽気ハチマキウーラオスの水流連打確定耐え

控えめ特化ギルガルドシャドーボール最大乱数以外耐え

 

先発および中間展開での壁張り、あくびでの対面操作が任務となる、本パーティの主軸

レパルダスのミストシード展開を行わないのであればミストフィールドは電磁波に変えようとも思いましたが、あくびループf:id:drkawauso:20201214030917p:plainf:id:drkawauso:20201214030933p:plainに対しての耐性がパーティ全体で持てるためミストフィールドを続投しました。

イベルタルf:id:drkawauso:20201213230315p:plainやザシアンf:id:drkawauso:20201213230327p:plainといった、ディアルガf:id:drkawauso:20201213224655p:plainが素の撃ち合いで勝てない相手が環境トップに君臨していたため、ニャオニクスの壁張りが勝負の決め手となる展開が数多くありました。

メタモンf:id:drkawauso:20201214020054p:plainディアルガをコピーされた際なども、壁の有無が多くの勝敗を分けました。

特にザシアンf:id:drkawauso:20201213230327p:plainは持ち物固定+ダイマックス不可のためあくびに対する耐性がほぼ皆無であり、安定して流すことができます。
ザシアンに対して誰かを受け出ししなければならない展開を防ぐことができた点はきわめて大きかったです。

また、非常にウーラオスf:id:drkawauso:20201213224826p:plainを呼ぶので、裏のゴツゴツメットピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainでウーラオスのタスキを潰しつつ、そのまま積み展開に移行できる点も強かったです。

 

 

5.まとめ

選出やプレイングにおける「択」が常に付きまとい、カンムリビギニングのものに比べると完成度という意味では見劣りするパーティだと思っております。

ただ今回は禁止級への対応がマストになるため、固定の展開を作り出すことの難易度が段違いであったことを考えれば、自分なりのベストを詰め込んだパーティに仕上げることはできたかな、という感触はあります。

レート1700で大喜びする初級者ではありますが、ひとつの”軸”を徹底的に磨いてきた成果が出始めているのは素直に嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

下記、パーティを構築するに当たってのスペシャルサンクスです。

基本的にソロ勢で、威張り散らすような戦績でもありませんがサンクスはいっぱいします。

 

■構築参考 

メガけろまつ様
記事ブログ:https://ron-no-owari.hatenadiary.jp/
勝手に師と仰ぐ、私の最大目標です。

 

■情報源

デミル様 ※初見ロム推奨
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCNzXRZR0VrC0OJMjb4MnKOg
ニコニコミュニティhttps://com.nicovideo.jp/community/co2984209

ずんだもち様
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCR44xsdC3lR0gKGill0VSpw
ニコニコミュニティhttps://com.nicovideo.jp/community/co3206892

れしむ様
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCmAHb4q3oicBLePwx6i69Cg

 

■協力

みみずっく様 - (フレ戦による試運転調整および感想戦)
感想戦のなかでディアルガの強さを感じ、対面選出軸が固まりました。

ミアレカイナ様 - (フレ戦配信内での試運転調整)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCflS0eeU_9Q46LWBHqCuUHA
2度の敗戦を経てピクシー軸のカバー選出の必要性を痛感しました。

2R様 - (ルギア貸し出し)
当初詰ませ軸として考えていたルギアですが、当方ソード版だったため貸していただきました。

 

竜王戦予選ルールでの仲間大会開催

めめめ様
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCY0WhaohAQwi29-OIBQ2USg

バイトぽけ様
記事ブログ:https://baitopoke.hatenablog.com/

里暗様
記事ブログ:https://darkvllages.hatenablog.com/

ぎゅんび様
記事ブログ:https://gyunnbi-sight.hatenablog.com/

ナルカミ様
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCIu6K41qhnq516YqxyIBtcA

 

【Only1Battle -12th-】次回のための備忘録 -電撃作戦・弱保チョロネコ-【最終14位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年11月22日に行われた仲間大会

Only1Battle -12th-

で使用したパーティについての記録です。

ギリギリ1勝ち越しただけではありますが、軸自体の着眼点には一定の手応えを感じたので、もし次回があった時のために備忘録として残しておきます。
読んでもらうための構築記事というよりはメモに近いです。

大まかなルールは以下の通り。

・Lv1ポケモンのみ使用可能
ダブルバトル
努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可

詳しくは以下のリンクにて。

Lv1限定大会運営本部
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle -12th-」開催のお知らせ

 

 

2.パーティ概要および成績

f:id:drkawauso:20201123161204j:plain

f:id:drkawauso:20201123161217j:plain

TN かわうそ

最終レート 1513(14位)

 

基本選出
先発:チョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plain+アギルダーf:id:drkawauso:20201123162918p:plain
後発:エルフーンf:id:drkawauso:20201123163048p:plain+イエッサンf:id:drkawauso:20201123163146p:plain

 

■軸となる戦術

チョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plainで初手ダイマックス、アギルダーf:id:drkawauso:20201123162918p:plainがS8という最速帯から威力20の起死回生をチョロネコに当て、弱点保険+軽業が発動。

1ターン目からH16-A12-B6-C12-D6-S12、かつ広い技範囲を持つスーパーエースが誕生する。
(起死回生は15/16の確率で2ダメージ、チョロネコダイマックスでH18なので実質H16)

2ターン目以降は先制の水手裏剣で相手のタスキや頑丈潰し、オレンやジュース消費をさせつつ、S12のチョロネコでトドメを刺していく。
水手裏剣が2~3回ヒットに留まればジュース圏外から一気に持って行けるため、あまり当てすぎないことを祈る。

相手の行動前に確実に1体ずつ落とすことによって、相手の行動回数をほぼ半減させられるのが今回の電撃戦術の大きな強みだと感じた。

初ターンのトリックルームが見える場合、相手は何らかの行動保証を持っているケースがほとんどなので、水手裏剣+チョロネコダイマックスでトリル阻止を狙う。
この際、1ターン目にアギルダーが削れてしまうと起死回生の威力が上がってしまうので、ダメージ計算を回しながら無理そうなら弱保発動は諦める。
とはいえダブルバトルで2体展開を行う場合、初ターンを逃すと綺麗に並べるチャンスがあまり巡ってこないので、トリルの相方(コータスf:id:drkawauso:20201123164203p:plainなど)は初手まもるを選択することが多く感じた。

初ターンの追い風展開についてはダイアタックで素早さを削ってしまうのが効果的。

相手の先制技でアギルダーが削れてしまうと困るが、初ターンから先制技で中途半端にアギルダーを削りに来ることはまあ考えにくい。

 

■軸の展開が阻止されるケース

展開阻止されたケースで最も多かったのは、ドガースf:id:drkawauso:20201124194603p:plainの化学変化ガスで軽業を抑えられてしまう場合。
今回の戦術の強みは、先制技⇒S12からの超火力を押しつけて確実に相手を1体落とし、相手の行動回数を大きく制限することにあるので、アギルダーチョロネコの間に相手に行動を許してしまうとアドバンテージが取りきれない。

ルチャブルf:id:drkawauso:20201123164532p:plainに氷のつぶてを当てて弱保+軽業を発動させる、こちらと同じような戦術で阻止されたこともあった。
アギルダーの起死回生前にルチャブルの超火力を押しつけられ、軸が崩壊してしまう。

1ターン目の先制技を軽視し、ブビィのマッハパンチではなくアギルダーの起死回生を選んだ弊害ではあるが、トリックルームミミッキュに対し水手裏剣で皮剥ぎできる恩恵は大きい。

また、はやての翼ヤヤコマf:id:drkawauso:20201124194623p:plainの先制ダイジェットでアギルダーが落とされても成立しない。

 

■後発について

どちらが先に倒れてもエルフーンf:id:drkawauso:20201123163048p:plainから展開。
先制わたほうしで相手のSを削りつつ、複数攻撃のマジカルシャインで負担を掛ける。
相手に応じて光の壁を張れるのも強み。

最後に詰めのエースとしてイエッサンf:id:drkawauso:20201123163146p:plainを展開。
S7で元々先制は取りやすいが、わたほうしが入っていれば地ならし等でSが逆転することも少なく、先制でメガネワイドフォースの全体超火力をぶち込める。

コータスf:id:drkawauso:20201123164203p:plainトリックルームへのただ乗りをと考えたが、トリル展開はアギルダー+チョロネコで阻止する前提があったため選出機会ゼロ。

クレッフィf:id:drkawauso:20201123170942p:plainダブルバトルでは壁の恩恵が少なく、エルフーンのわたほうしが有用だったためほぼ出番なし。

この2枠で、上述の弱保軽業が阻止されそうな場合の裏展開を組むことができればかなり強いパーティにできるのではないかと感じた。

 

■その他、構想段階で考えていたこと

弱保発動役は当初ブビィf:id:drkawauso:20201124194641p:plainマッハパンチを想定。
トリル阻止を考えた場合、ミミッキュf:id:drkawauso:20201124194655p:plainに対して確実に皮を剥がした上でチョロネコのダイスチルを当てたかったため、チョロネコと同速のブビィでは後手に回る可能性が高いと感じ不採用。

コマタナf:id:drkawauso:20201124194712p:plainによるスカーフ連続斬りも試してはみたが、やはりダメージの大きさが気になった。
2ターン目以降どんどん威力の上がる連続斬りをスカーフから繰り出せるのは見るべきものがあるとは感じている。

ルチャブルf:id:drkawauso:20201123164532p:plainへの氷のつぶても思いつきはしたが、4~6ダメージが無視できずやはり起死回生で弱保を発動させたいと感じた。

また、弱保+軽業アタッカーはクスネf:id:drkawauso:20201123172301p:plainにしてチョロネコは悪戯心で嫌な音や嘘泣き、あくびをまき散らすことも考えたが、クスネは鋼技を覚えずトリル阻止に大きな不安があった。

弱保軽業軸から離れ、悪戯心チョロネコf:id:drkawauso:20200928190434p:plainとスカーフパルシェンf:id:drkawauso:20201123173243p:plainを並べ、嫌な音からのつらら針でダイマックスを温存しながら1体ずつ確殺していく戦術も考えたが、初手のイエッサンf:id:drkawauso:20201123163146p:plainによるサイコフィールドで簡単に破綻する上、スカーフ程度の上昇量では地ならしやエレキネットで崩されそうに感じ、軽業軸の方を選択した。

火力要員として密かに注目していたものの不採用にしたのはイーブイf:id:drkawauso:20201124194728p:plain
適応力ハイパーボイスはイエッサンf:id:drkawauso:20201123163146p:plainのワイドフォース並の全体火力を出せる上、サイコフィールドを貼らないのでエルフーンのわたほうしが更に安定する。
素のSが6なことや、マジカルシャイン持ちのイエッサンと違いほぼノーマル技のみに依存する点で残念ながら採用を見送った。

 

3.まとめ

今回は完成度も甚だ低く、丁寧な記事にしても仕方がないと思ったので、雑な文章でのメモ書きとさせていただきました。

ダブルバトルはこれまでBP目的で、チョロネコレパルダスを並べて嫌な音+ダイフェアリー+ミストシードによる軽業発動で超速超火力戦術を取ったり、ゴースのスカーフ這い寄る一撃でレパルダスの弱保+軽業を発動させて鬱憤晴らし2倍撃を初撃としたり、チョロレパル関連の戦術はいくつか試していました。

真面目に勝ちを見据えて考察したのは今回が初めてですが、シングルとはまた違った楽しさがあると感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

下記、今回のパーティを構築するにあたってのスペシャルサンクスです。

 

フレ戦による試運転調整に付き合っていただきました。
お二人ともレベル1戦において卓抜した強者であり、いつか追いつきたいものです。

生(なま)様 (本大会5位)
記事ブログ:https://nameisnama.hatenablog.com/
使用構築:【only1battle -12th- 使用構築】サイコ輪唱

フラワー様 (本大会2位)
記事ブログ:http://komugikograves.blog.jp/
使用構築:【Only1Battle -12th-】イエルチャリオルマンタ【2位使用構築】

【カンムリビギニング】壁張りマニアックス【最終245位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年11月13日午前9時~16日午前9時に行われた公式大会

カンムリビギニング

で使用したパーティについての記録です。

カンムリビギニングのルールは以下の通り。

・カンムリ図鑑に登録されるポケモンのみ参加可能
・1日の対戦回数上限は15回、午前9:00に回数リセット

 

 

2.パーティ概要および成績

f:id:drkawauso:20201115093735j:plain

f:id:drkawauso:20201116121530j:plain

TN かわうそ

最終レート 1700(245位) 17勝3敗

1日目 9勝1敗
2日目 6勝2敗
3日目 2勝0敗

 

基本選出:レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plain+詰ませf:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plain+スイーパーf:id:drkawauso:20201115084247p:plainf:id:drkawauso:20201115084256p:plain

裏選出:初手ダイマックスf:id:drkawauso:20201115084256p:plainf:id:drkawauso:20201115084247p:plain+切り返しf:id:drkawauso:20201115084342p:plain+詰ませ f:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plain

裏々選出:レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plain+ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plain+ランクルスf:id:drkawauso:20201115084231p:plain

 

レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plainで壁を張った後、ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainランクルスf:id:drkawauso:20201115084231p:plainで回復しながら積みを行って相手を詰ませることを勝ち筋とします。

基本選出が厳しい相手は、挑発持ちのガラルファイヤーf:id:drkawauso:20201127120537p:plain、アーマーガアf:id:drkawauso:20201115084934p:plain、ミラー対面で千日手になるピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plain、あくびで展開阻害されるカビゴンf:id:drkawauso:20201115085034p:plainなどです。
これらの相手には主に裏選出で挑みます。

詰ませエースは基本的にはピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainがメインとなります。
ランクルスf:id:drkawauso:20201115084231p:plainは打点がない悪タイプが致命的で、瞑想鉄壁が噛み合わないことがある両刀種族値ポケモンもやや苦手。
宿り木の種や毒々などの定数ダメージメインの相手にはランクルスを選出。

スイーパーはドラパルトf:id:drkawauso:20201115084247p:plain、初手ダイマラプラスf:id:drkawauso:20201115084256p:plainが適任ですが、通りの悪さによっては役割のスイッチも可能です。

レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plain+詰ませ2体f:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plainの選出は滅多にありませんが、よほど刺さっていると感じた場合に選出。
初手レジエレキが安全に壁張りでき、詰ませのどちらかが安全に後投げ可能(=レジエレキ再展開可能)かつ、トリックやあくびなどの展開阻害および一撃技が無いと確信できる場合は一番強い選出だとは思います。

 

展開阻害に対してスピード感のある初手ダイマ選出で対抗できるため、基本の壁展開をうまくカバーした対応範囲の広いパーティだと思っております。

唯一きついと言えるのがあくびカビゴンf:id:drkawauso:20201115085034p:plainです。
無理矢理ダイサンダーやダイフェアリーを切らざるを得なくなったり、寝かせてからの最速起きに賭けたりする必要がありました。
地割れさえ無ければ寝かせて良いのですが、基本的には運ゲーになります。

 

 

3.構築経緯

レパルダスf:id:drkawauso:20201115085516p:plainニャオニクスf:id:drkawauso:20201115085529p:plainも使用不可のため軸を誰にしようか考えながらカンムリビギニングで使用可能なポケモンを眺めていたところ、ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainランクルスf:id:drkawauso:20201115084231p:plainなどの詰ませポケモンを突破可能な駒が少ないと感じ、これらに特化したパーティを組んでみようと思いました。吹き飛ばしやほえるを標準搭載しているようなポケモンが少なく見えたのも環境的には追い風でした。

積み序盤を安全にやり過ごすためには壁張りが必須であり、悪戯心ニャオニクス解禁以来ずっとこだわってきた壁展開を活かすチャンスでもあると感じました。

ピクシーとランクルス、どちらを採用するかはかなり悩みましたが、宿り木や毒々などの定数ダメージが厳しくナットレイエルフーンなどが面倒なピクシー、鉄壁瞑想を両採用するとエスパー技ワンウエポンになりがちで悪タイプを突破できないランクルスとどちらも一長一短。
思い切って相手パーティによって適している方を選出する両採用f:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plainを決めました。

次に壁張り要員として注目したのが、上から壁を張る能力の高い
オーロンゲf:id:drkawauso:20201115084342p:plain、ドラパルトf:id:drkawauso:20201115084247p:plain、レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plainの3体です。

このうち、オーロンゲとドラパルトには別の役割を見出したので、メインの壁張りはレジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plainで行うことにしました。
大爆発での自主退場や、サンダープリズンによる負担能力も大きく評価しています。

ドラパルトf:id:drkawauso:20201115084247p:plainの別の役割は、圧倒的な制圧力を活かしたダイマックススイーパーです。 
ピクシーまたはランクルスでの積みを行い始めると、ダイマックスで無理矢理突破を試みてくる相手も多いです。ここでダイストリーム連打などでピクシーの回復が追いつかず落とされたり、鉄壁瞑想を読み違えてうまく合わされたりすることも少なくありません。

ただここで相手のダイマックスを吐き出させることで、裏に温存したレジエレキ、ドラパルトでの詰めがかなり安定するようになります。

これで、レジエレキf:id:drkawauso:20201115084152p:plain+詰ませf:id:drkawauso:20201115084212p:plainf:id:drkawauso:20201115084231p:plain+ドラパルトf:id:drkawauso:20201115084247p:plainという基本選出ができました。

この基本選出でカバーできない範囲を考えてみると、挑発持ちのガラルファイヤーf:id:drkawauso:20201127120537p:plainやアーマーガアf:id:drkawauso:20201115084934p:plain、すり替えやすり抜けが厄介なシャンデラf:id:drkawauso:20201115085836p:plainなどが思い当たりました。

そこでもう1つの展開として、初手ダイマックス+切り返し+詰ませのルートを考えました。

初手ダイマックス要員として選んだのはキョダイラプラスf:id:drkawauso:20201115084256p:plain
壁の再展開ができない点から今まで敬遠してきたのですが、対面での強さには特筆すべきものがあり、あえて光の粘土を持たせないことにより「自分のためのオーロラベール」と割り切れば1.5体+ダイマックスを吐かせる能力は環境随一だと思いました。
また、突破不可能になりがちな相手の天然ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plainに対してダイストリームや絶対零度で負担を掛けられることも大きな評価点です。
ドラパルトの通りが微妙な際のダイマックススイーパーとしても優秀です。

切り返し要員にオーロンゲf:id:drkawauso:20201115084342p:plain
ラプラスの張ったオーロラベールの切れ目に壁の再展開+後攻の尻尾トリックで詰ませ役のピクシーorランクルスに繋げます。

気付けば両壁持ちをパーティに3体f:id:drkawauso:20201115084152p:plainf:id:drkawauso:20201115084256p:plainf:id:drkawauso:20201115084342p:plain組み込むことになりましたが、それぞれ別々の役割があり競合することなく、複数の展開を仕込むことができたと思います。

 

 

4.個別紹介

 

Ⅰ ドラパルト

 

f:id:drkawauso:20201115090047g:plain

特性:すりぬけ

持ち物:いのちのたま

性格:むじゃき

実数値(努力値):H175 (92) - A172 (252) - B96 (4) - C120 - D89 (28) - S196 (132)

技:ドラゴンアロー / ゴーストダイブ / りゅうのまい / だいもんじ

最速マニューラ、準速ドラパルト抜き抜き
竜の舞1回で+2ギャラドス抜き
大文字でH振りナットレイ確1
リフレクター込みで+1意地ギャラドスの珠ダイジェット確定耐え
リフレクター+ダイマックスで+2陽気ミミッキュの珠ダイフェアリー確定耐え
意地A252メタグロスの冷凍パンチ124~146ダメージ
陽気A252ミミッキュの影打ち68~84ダメージ

 

ピクシーやランクルスで相手のダイマックスを吐かせた後、一方的にダイマックスを押しつけるためのスイーパー

レジエレキ再展開から壁裏で竜の舞を積みやすい耐久、積めなくとも珠ダイホロウの圧倒的な制圧力、相手にダイマックスを残されてもゴーストダイブで器用に立ち回れるなど、詰ませの裏のスイーパーとしてこれ以上ない活躍をしてくれました。

選出段階でレジエレキ展開が厳しそう+ラプラスの通りが悪い際の初手ダイマエースとしても優秀でした。

また、今回は相手にもレジエレキ壁展開が多そうだったので特性はすり抜けを採用。

 

 

Ⅱ ラプラス(キョダイマックス個体)

 

f:id:drkawauso:20201115090112g:plain

特性:シェルアーマー

持ち物:じゃくてんほけん

性格:ひかえめ

実数値(努力値):H223 (140) - × - B113 (100) - C150 (252) - D116 (4) - S82 (12)

技:うたかたのアリア / フリーズドライ / かみなり / ぜったいれいど

4振り60族抜き 

 

レジエレキ展開が厳しい場合に、初手ダイマエースとして選出。

キョダイセンリツはあくまでも自分のための壁として使うため、初手で撃てるならそれがベスト。
雨ダイストリームの火力も高く、相手1体+ダイマックスを吐かせる、もしくは1.5体以上持っていくことが主な役割。

特に天然ピクシーf:id:drkawauso:20201115084212p:plain相手ではダイストリームで月の光の回復量を抑制しつつ押し切ってしまうのが有効で、うまく積まれたとしても絶対零度での勝ち筋を残すこともできます。
また、初撃で数的有利を取ることにより、ピクシーミラー対面でのTOD成立なども有力なルートです。

苦しいですがダイサンダーであくびループを一応はカット可能で、うるおいボディにしたところで1ターンは寝てしまうので、不意の急所を重く見てシェルアーマーを選択しました。

それほど長いターン居座らない+もともとSが低いため、マヒの弊害は無いものとしました。

ドラパルトの通りが悪い際のダイマックススイーパーとしても選出可能です。

あと特筆すべきはサンダーf:id:drkawauso:20201116023542p:plain との対面でしょうか。
特性がプレッシャーだと怪電波+羽休めを持っている可能性が高く、ダイマックスを無駄に枯らされてしまう危険があります。
プランは非常に崩れますが、オーロンゲに退いてトリックを入れてしまうのが良いかもしれません。
 

 

Ⅲ オーロンゲ

 

f:id:drkawauso:20201115090154g:plain

特性:いたずらごころ

持ち物:こうこうのしっぽ

性格:しんちょう

実数値(努力値):H201 (244) - A140 - B111 (204) - × - D113 (60) - S80

技:リフレクター / ひかりのかべ / トリック / ソウルクラッシュ

 

初手ダイマ展開の際の中継ぎ切り返しとして選出。

ちょうどラプラスの張ったオーロラベールが切れる頃合いに壁の再展開+後攻の尻尾トリックによる詰ませサポートが役割です。

ウルクラッシュの火力も馬鹿にならず特攻ダウン効果も大きいですが、尻尾トリックの入った相手が積みの起点にしやすいケースでは、あえてオーロンゲで相手を落とさない展開を選ぶことが多いです。

初手ダイマ+切り返し+詰ませは戦術としては有名なため、オーロンゲを落としてくれない相手も一定数いるので壁ターン管理には注意が必要でした。

 

 

Ⅳ ピクシー

 

f:id:drkawauso:20201115083921g:plain

特性:てんねん

持ち物:ゴツゴツメット

性格:ずぶとい

実数値(努力値):H201 (244) - x - B137 (252) - C115 - D110 - S82 (12)

技:ムーンフォース / コスモパワー / めいそう / つきのひかり

4振り60族抜き
リフレクター込みで意地A252メタグロスのダイスチル109~130ダメージ
リフレクター込み+コスモパワー1積みで上記75~88ダメージ
リフレクター込みで意地A252メタグロスのコメットパンチ76~91ダメージ
リフレクター込み+コスモパワー1積みで上記51~61ダメージ

 

メインの詰ませエース。
基本的にはピクシーでの全抜きを狙います。

アッキの実ではなくゴツゴツメットを持たせ、コスモパワーと瞑想を両採用することによりメタグロスf:id:drkawauso:20201116033433p:plainを壁裏から詰ませられる確率が大きく向上します。

ピクシーを見て即ダイスチルを連打されたりすると厳しい場合もありますが、即ダイマの決断をされることがあっても裏のドラパルトのゴーストダイブや竜の舞から切り返せることも多かったです。

抜群技でなければ急所も耐えることが多く、HPは常に高めに保っておきたいところですが月の光のPPとのジレンマがあります。

 

 

Ⅴ ランクルス

 

f:id:drkawauso:20201115090236g:plain

特性:マジックガード

持ち物:ウイのみ

性格:おだやか

実数値(努力値):H217 (252) - × - B95 - C145 - D149 (244) - S52 (12)

技:サイコショック / てっぺき / めいそう / じこさいせい

4振りブリザポス抜き

 

ピクシー選出が厳しい相手の場合に選出。

マジックガードのおかげで定数ダメージを主とするような受けサイクルに滅法強く、ピクシーとはまた違った適正があります。

B方面は鉄壁で瞬発力があるため、あえてD方面に全振りを行いました。
より安全に鉄壁を積めるように、HPが少なくなりがちな序盤のサポートとして1/3回復実を持たせました。

攻撃技は基本的にはアシストパワーで良いとは思いますが、瞑想積みレースに強い点でサイコショックを採用しました。

 

 

Ⅵ レジエレキ

 

f:id:drkawauso:20201115090259g:plain

特性:トランジスタ

持ち物:ひかりのねんど

性格:おくびょう

実数値(努力値):H175 (156) - A108 - B102 (252) - C121 (4) - D72 (12) - S254 (84)

技:リフレクター / ひかりのかべ / サンダープリズン / だいばくはつ

最速スカーフガブリアス抜き
リフレクター込みで陽気A252ガブリアスのハチマキ地震151~178ダメージ

 

基本的に先発で両壁を張り、相手に応じて詰ませエースへの素交換、サンダープリズンで負担を与える、大爆発での自主退場などを選択します。

サンダープリズンは相手の交換を縛ることができるため、レジエレキの退きに合わせた釣り交換ができなくなるのも地味に大きいメリットです。

素交換に成功すればレジエレキを温存してラストのスイーパーの展開をも補助できるため、実質4体の対面選出に近い動きを行うことができます。

私があくび持ちのニャオニクスが壁展開要員として最適と信じて疑わない所以でもあります。

レジエレキの調整に関しては、まひらむ様による記事を参考にさせていただきました。

壁張りレジエレキの調整 - 橄欖の眼

唯一、ニドキングf:id:drkawauso:20201116033522p:plainニドクインf:id:drkawauso:20201116033531p:plainの命の珠力ずく大地の力は光の壁を張っても一撃で落とされることがほとんどです。

これらに無理に対応しようとすると、先発で合わされることが多そうなガブリアスへ向けた調整が甘くなるため、まひらむ様の調整をそのまま採用しました。

 

 

5.まとめ

これまでずっとこだわって使用してきた壁展開をこれでもかと組み込んだパーティに仕上げることができ、パーティ全員が十分に機能していたので個人的には気に入っています。

見せ合いで相手に「うわっ…」と思わせるようなパーティにはできたかなと思います。

反面、毎ターン急所に怯えながら長期戦を戦うことになるため、1日15戦をこなすメンタルが私にはありませんでした。
数こなせばもっと上いける確率は高かったと思いますが、正直息切れしました。

何度も急所被弾しながら持ちこたえ、多くの勝利に導いてくれたピクシーに感謝。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter@Kawauso_Liepard

 

 

下記、パーティを構築するに当たってのスペシャルサンクスです。

 

メガけろまつ様 - (構築参考)
記事ブログ:https://ron-no-owari.hatenadiary.jp/
孤高の天才、壁展開の神、最強のニャオニクス使い。
常にこの方を参考にさせていただいております。

 

デミル様 - (情報源 / 構築参考)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCNzXRZR0VrC0OJMjb4MnKOg
ニコニコミュニティhttps://com.nicovideo.jp/community/co2984209
高レート帯のランクバトル配信。
対戦における考え方や現在の環境をかなり分かりやすく解説しながらプレイされています。
初手ダイマ+切り返し+詰ませなどの対面的な戦術はこちらの配信から学びました。
見る人が見れば私のパーティが影響を強く受けていることが分かると思います。
初見はしばらくロム推奨。

ずんだもち様 - (情報源)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCR44xsdC3lR0gKGill0VSpw
ニコニコミュニティhttps://com.nicovideo.jp/community/co3206892
高レート帯のランクバトル配信。
様々なポケモンを様々な型で次々に使い、幾千万の経験値に裏打ちされた高い実力を持つ配信者様です。
何が刺さって何が刺さらないのか、非常に勉強になります。

まひらむ様 - (レジエレキの調整参考)
記事ブログ:https://parlum.hatenablog.com/
きわめて秀逸なレジエレキの調整を考案された方です。
非の打ち所が無かったのでそのまま採用させていただきました。

 

めめめ様 - (カンムリビギニングルールでの仲間大会開催)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCY0WhaohAQwi29-OIBQ2USg

時谷かんきつ様 - (フレ戦配信内での試運転調整)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCVjK4EoVQAroxfmCgLUvNHA

ミアレカイナ様 - (フレ戦配信内での試運転調整)
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCflS0eeU_9Q46LWBHqCuUHA
こちらの方々のおかげで、多くの試運転を行うことができました。

ジロー様
記事ブログ:https://jiro003.hatenablog.com/
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC4ufxhnzV7X5O0LXhAui78A
最近は配信されていないのですが、高い実力と正統派のプレイングで、対戦やりはじめの私が一番参考にさせていただいた方です。
当ブログはジロー様の復帰を心待ちにしております。