【Only1Battle -11th-】大反省会-チョロネコダブルサンド【最終18位】
1.前書き
こんにちは、かわうそという者です。
今回は2020年9月27日に行われた仲間大会
Only1Battle -11th-
で使用したパーティについての記録です。
結果やパーティの完成度は満足のいくものではありませんでしたが、次回のための反省として記事を残しておきます。
大まかなルールは以下の通り。
・Lv1ポケモンのみ使用可能
・努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
・使用禁止ポケモンあり
詳しくは以下のリンクにて。
Lv1限定大会運営本部
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle -11th-」開催のお知らせ
2.パーティ概要および成績
TN かわうそ
最終レート 1512(18位)
3.構築経緯
今回は起点役として前回活躍してくれたクレッフィが禁止ポケモンに指定されてしまったため、起点役からまず選び直す必要がありました。
候補となったのは、
オーロラベール+ミストフィールドを使用可能なアローラキュウコン
ミストフィールド+置き土産が可能なモンメン
※エルフーンは使用禁止
でしたが、どちらも一長一短で非常に迷うところでした。
キュウコンは雪降らしによって、全抜き展開の最大の障害となる頑丈やタスキを潰せることが大きな魅力に感じました。
オーロラベール展開をするならば光の粘土を持たせたいところですが、Lv1アローラキュウコンはS7で安定して先手を取れるわけではなく、行動保証が無いのはどうにも不安です。
かといって気合いのタスキを持たせれば今度は壁ターンが少なく、自主退場もあくびによる対面操作もできないために、後続の繰り出しが安定しません。
モンメンは起点作成はほぼ完璧に遂行することはできますが、裏の頑丈ジュース持ちにエースが止められやすくなりそうです。
今回は頑丈ジュース持ちを重く見てキュウコンを採用しました。
エースとして選んだのは、S倍化特性を持つ
チョロネコのミストシードかるわざ展開はミストフィールドを張る必要がありますが、場に出た瞬間にD+1、S2倍の恩恵を得られるため、特殊アタッカーを起点に悪だくみを積めば等倍範囲の広い悪技で大きな負担をかけていくことができます。
サンドは壁+木の実ジュースを盾に強引に剣の舞を積み、砂かきで制圧を狙います。
サンドパンは最悪キュウコンが壁を張らなくても、そのまま命の珠+ダイマックス+雪かきで展開速度に優れます。
残りの2体は非ダイマ枠。
頑丈+オレンの実で対面での強さが光るコイルと、進化の輝石で強引に殻を破っていくシェルダーを選択。
4.個別紹介
※本ルールにおいては性格補正はあまり意味をなさないことが多いため、実数値のみの記載となります。
Ⅰ チョロネコ
特性:かるわざ
持ち物:ミストシード
実数値:H12 - × - B6 - C6 - D6 - S6
技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス
前回と同じ技構成。
今回は相手パーティにダゲキやアローラキュウコンが目立ち、選出機会に恵まれませんでした。
こちらのアローラキュウコンの起点作成が安定せず、ミストフィールドから安全に繰り出せる自信も無かったため、チョロネコを木の実ジュース枠にしてある程度強引に悪だくみを積みにいく型にしてあげた方が活躍できたと思います。
Ⅱ サンド
特性:すなかき
持ち物:きのみジュース
実数値:H12 - A6 - B7 - × - D5 - S6
技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / アイアンテール
前回モグリューを起用していた枠に原種サンドを採用。
モグリューの鋼打点はメタルクロー止まりですがサンドはアイアンテールを習得可能で、上からアースorスチルで耐久を上げる動きが強かったです。
大会前の予想ではコイルやハガネールといった鋼+頑丈枠が多いと思っていたのですが実際はダゲキがその枠を担っていることが多く、ほぼ全試合サンドをエースとして選出することになりました。
特性:ゆきかき
持ち物:いのちのたま
実数値:H12 - A7 - B7 - × - D6 - S6
守る+あられによる天候ダメージで相手の頑丈を潰しつつ、高速高火力を押しつけていく想定のエース枠その3。
実際はリオルやダゲキなどの格闘入り構築や、エレザード入りの晴れ構築に当たることが多く、4倍弱点持ちのアローラサンドパンを信用して選出することはなかなか難しかったです。
Ⅳ コイル
特性:がんじょう
持ち物:オレンのみ
実数値:H11 - x - B6 - C7 - D6 - S6
技:10まんボルト / ラスターカノン / こらえる / ボルトチェンジ
ダイマックスしなくても強い詰めアタッカー枠として採用。
事実上2回の行動保証が純粋に強力で、ステルスロックを撒かれたとしてもこらえる+オレンで頑丈を復活させたり相手のダイマを枯らしたりと、対面での強さがとにかく頼もしかったです。
初手のキュウコンが不安な場合の先発としても有用でした。
ただキュウコンの雪降らしとのアンチジナジーは若干気になりました。
Ⅴ シェルダー
特性:スキルリンク
持ち物:しんかのきせき
実数値:H11 - A6 - B7 - C6 - D5 - S6
技:つららばり / からをやぶる / ロックブラスト / なみのり
ダイマックスしなくても強い詰め枠②として採用。
パルシェンが今回使用禁止なので、その代用として。
単純明快にスキルリンク+殻を破るが強力で、進化の輝石を持たせれば安定して殻を破れる場面も多くなります。
ただしタスキに比べると信頼感は大きく落ちるため、起点役をタスキ枠にしてしまった弊害がここにも出ていると感じました。
特性:ゆきふらし
持ち物:きあいのタスキ
実数値:H12 - × - B6 - C6 - D7 - S7
技:オーロラベール / ミストフィールド / あまえる / ムーンフォース
起点作成役となる、今回のパーティの中核。
同時に、今回のパーティの最大の反省点でもあります。
構築経緯でも触れた通り自主退場や対面操作の技を持たず、後続の繰り出しに大きな不安がありました。
単純な物理アタッカーが相手であれば甘えるからの交代も出来るのですが、相手の初手が岩石封じやはたき落とすなど後続に入れられると困る技を持っていると、いたずらに壁ターンを消費するのみとなります。
結局、壁を張ってムーンフォース連打で相手起点役を落とし、壁の再展開ができずに退場していく、という微妙な動きがほとんどでした。
かといって壁ターンを後ろに残そうとベールを貼らずに動くと天候を奪われてしまったり、とにかく取り回しの悪さを感じました。
5.まとめ
普段、いかにニャオニクスに頼り切っているかを思い知らされることとなりました。
後続のエース、特にサンドが卓越した強さを見せてくれたのですが、そのポテンシャルを引き出すはずの起点作成役が足を引っ張ってしまったことは大きな反省点です。
S1からずっと使ってきた「壁展開」+「S倍化エース」は間違いなく私の得意な動きではあると思うので、次回までにこれらの戦術にさらに磨きをかけておきたいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Twitter:@Kawauso_Liepard