【Only1Battle -12th-】次回のための備忘録 -電撃作戦・弱保チョロネコ-【最終14位】
1.前書き
こんにちは、かわうそという者です。
今回は2020年11月22日に行われた仲間大会
Only1Battle -12th-
で使用したパーティについての記録です。
ギリギリ1勝ち越しただけではありますが、軸自体の着眼点には一定の手応えを感じたので、もし次回があった時のために備忘録として残しておきます。
読んでもらうための構築記事というよりはメモに近いです。
大まかなルールは以下の通り。
・Lv1ポケモンのみ使用可能
・ダブルバトル
・努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
詳しくは以下のリンクにて。
Lv1限定大会運営本部
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle -12th-」開催のお知らせ
2.パーティ概要および成績
TN かわうそ
最終レート 1513(14位)
基本選出
先発:チョロネコ+アギルダー
後発:エルフーン+イエッサン
■軸となる戦術
チョロネコで初手ダイマックス、アギルダーがS8という最速帯から威力20の起死回生をチョロネコに当て、弱点保険+軽業が発動。
1ターン目からH16-A12-B6-C12-D6-S12、かつ広い技範囲を持つスーパーエースが誕生する。
(起死回生は15/16の確率で2ダメージ、チョロネコダイマックスでH18なので実質H16)
2ターン目以降は先制の水手裏剣で相手のタスキや頑丈潰し、オレンやジュース消費をさせつつ、S12のチョロネコでトドメを刺していく。
水手裏剣が2~3回ヒットに留まればジュース圏外から一気に持って行けるため、あまり当てすぎないことを祈る。
相手の行動前に確実に1体ずつ落とすことによって、相手の行動回数をほぼ半減させられるのが今回の電撃戦術の大きな強みだと感じた。
初ターンのトリックルームが見える場合、相手は何らかの行動保証を持っているケースがほとんどなので、水手裏剣+チョロネコダイマックスでトリル阻止を狙う。
この際、1ターン目にアギルダーが削れてしまうと起死回生の威力が上がってしまうので、ダメージ計算を回しながら無理そうなら弱保発動は諦める。
とはいえダブルバトルで2体展開を行う場合、初ターンを逃すと綺麗に並べるチャンスがあまり巡ってこないので、トリルの相方(コータスなど)は初手まもるを選択することが多く感じた。
初ターンの追い風展開についてはダイアタックで素早さを削ってしまうのが効果的。
相手の先制技でアギルダーが削れてしまうと困るが、初ターンから先制技で中途半端にアギルダーを削りに来ることはまあ考えにくい。
■軸の展開が阻止されるケース
展開阻止されたケースで最も多かったのは、ドガースの化学変化ガスで軽業を抑えられてしまう場合。
今回の戦術の強みは、先制技⇒S12からの超火力を押しつけて確実に相手を1体落とし、相手の行動回数を大きく制限することにあるので、アギルダーとチョロネコの間に相手に行動を許してしまうとアドバンテージが取りきれない。
ルチャブルに氷のつぶてを当てて弱保+軽業を発動させる、こちらと同じような戦術で阻止されたこともあった。
アギルダーの起死回生前にルチャブルの超火力を押しつけられ、軸が崩壊してしまう。
1ターン目の先制技を軽視し、ブビィのマッハパンチではなくアギルダーの起死回生を選んだ弊害ではあるが、トリックルームミミッキュに対し水手裏剣で皮剥ぎできる恩恵は大きい。
また、はやての翼ヤヤコマの先制ダイジェットでアギルダーが落とされても成立しない。
■後発について
どちらが先に倒れてもエルフーンから展開。
先制わたほうしで相手のSを削りつつ、複数攻撃のマジカルシャインで負担を掛ける。
相手に応じて光の壁を張れるのも強み。
最後に詰めのエースとしてイエッサンを展開。
S7で元々先制は取りやすいが、わたほうしが入っていれば地ならし等でSが逆転することも少なく、先制でメガネワイドフォースの全体超火力をぶち込める。
コータスはトリックルームへのただ乗りをと考えたが、トリル展開はアギルダー+チョロネコで阻止する前提があったため選出機会ゼロ。
クレッフィもダブルバトルでは壁の恩恵が少なく、エルフーンのわたほうしが有用だったためほぼ出番なし。
この2枠で、上述の弱保軽業が阻止されそうな場合の裏展開を組むことができればかなり強いパーティにできるのではないかと感じた。
■その他、構想段階で考えていたこと
弱保発動役は当初ブビィのマッハパンチを想定。
トリル阻止を考えた場合、ミミッキュに対して確実に皮を剥がした上でチョロネコのダイスチルを当てたかったため、チョロネコと同速のブビィでは後手に回る可能性が高いと感じ不採用。
コマタナによるスカーフ連続斬りも試してはみたが、やはりダメージの大きさが気になった。
2ターン目以降どんどん威力の上がる連続斬りをスカーフから繰り出せるのは見るべきものがあるとは感じている。
ルチャブルへの氷のつぶても思いつきはしたが、4~6ダメージが無視できずやはり起死回生で弱保を発動させたいと感じた。
また、弱保+軽業アタッカーはクスネにしてチョロネコは悪戯心で嫌な音や嘘泣き、あくびをまき散らすことも考えたが、クスネは鋼技を覚えずトリル阻止に大きな不安があった。
弱保軽業軸から離れ、悪戯心チョロネコとスカーフパルシェンを並べ、嫌な音からのつらら針でダイマックスを温存しながら1体ずつ確殺していく戦術も考えたが、初手のイエッサンによるサイコフィールドで簡単に破綻する上、スカーフ程度の上昇量では地ならしやエレキネットで崩されそうに感じ、軽業軸の方を選択した。
火力要員として密かに注目していたものの不採用にしたのはイーブイ。
適応力ハイパーボイスはイエッサンのワイドフォース並の全体火力を出せる上、サイコフィールドを貼らないのでエルフーンのわたほうしが更に安定する。
素のSが6なことや、マジカルシャイン持ちのイエッサンと違いほぼノーマル技のみに依存する点で残念ながら採用を見送った。
3.まとめ
今回は完成度も甚だ低く、丁寧な記事にしても仕方がないと思ったので、雑な文章でのメモ書きとさせていただきました。
ダブルバトルはこれまでBP目的で、チョロネコとレパルダスを並べて嫌な音+ダイフェアリー+ミストシードによる軽業発動で超速超火力戦術を取ったり、ゴースのスカーフ這い寄る一撃でレパルダスの弱保+軽業を発動させて鬱憤晴らし2倍撃を初撃としたり、チョロレパル関連の戦術はいくつか試していました。
真面目に勝ちを見据えて考察したのは今回が初めてですが、シングルとはまた違った楽しさがあると感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter:@Kawauso_Liepard
下記、今回のパーティを構築するにあたってのスペシャルサンクスです。
フレ戦による試運転調整に付き合っていただきました。
お二人ともレベル1戦において卓抜した強者であり、いつか追いつきたいものです。
生(なま)様 (本大会5位)
記事ブログ:https://nameisnama.hatenablog.com/
使用構築:【only1battle -12th- 使用構築】サイコ輪唱
フラワー様 (本大会2位)
記事ブログ:http://komugikograves.blog.jp/
使用構築:【Only1Battle -12th-】イエルチャリオルマンタ【2位使用構築】