【第5回リトルスターカップ】Lv1壁展開スタンダード未進化版【最終R1570】
1.前書き
こんにちは、かわうそという者です。
今回は2021年2月20日に行われた仲間大会
第5回 リトルスターカップ
で使用したパーティについての記録です。
同速などの上振れもややありましたが、なかなか良い戦績だったので記事に残しておきます。
大まかなルールは以下の通り。
・Lv1ポケモンのみ使用可能
・未進化ポケモンのみ使用可能
・努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
・使用禁止ポケモンあり
使用禁止ポケモンは第4回で使用率TOP10だった以下の10体
サルノリ
ストライク
ニューラ
詳細は以下の通りとなります。
お陰様で第五回!#リトルスターカップ 開催告知
— ナナホシ💫2/20 21時〜Lv1仲間大会 (@7S_Cryogonal) 2021年2月4日
🌃2/20(土)21:00~22:59
🌃Lv1かつ進化前ポケモン限定
🌃特別ルール「第四回大会の使用率TOP10禁止」
🌃優勝景品は父ちゃんザルード!5位まで入賞景品あり
参加表明不要です、多くのご参加お待ちしております♪#ポケモン剣盾#仲間大会#拡散希望 pic.twitter.com/DcIBatgEWO
2.パーティ概要および成績
TN かわうそ
最終レート 1570(8位) 6勝1敗
■基本選出:スタンダード壁展開
ケーシィで壁を展開し、死に出しもしくはテレポートから積みダイマエースへ繋ぐきわめてスタンダードな壁展開です。
ダイマエースが火力2段階積み技+素早さ倍化特性持ちで大回復アイテムを持たせているため壁の耐久上昇込みで場持ちが非常に良く、展開がうまく決まれば3タテを量産できます。
ただし初手の頑丈+ステルスロック+岩石封じなどで素早さを下げられてしまうと特性を持ってしても先手が取れなくなることが多いため、そういった展開への対抗策として型破りモグリューを初手とする裏展開を組み込みました。
モグリュー展開の場合はエースによる全抜きが前提となるため、岩石封じ+ステルスロックまで撒ければベストです。
3.構築経緯
主展開として最も熟練度の高い壁展開を選択。
今回はクレッフィが”未進化ポケモン”ではなく使えない上に、起点作りとして優秀なモンメンも使用禁止なので、メインの壁張り役としてケーシィを選択。
S7からの壁張りや挑発、テレポートによるエースの着地能力が際立っており、今回は天敵となる同速のニューラが使用不可のため、安定した先発能力を持っていると感じました。
エースとして選択したのは手に馴染んでいる軽業+悪だくみチョロネコと砂かき+剣の舞サンド。
Lv1ルールにおける壁展開エースとしての突破力は群を抜いたものがあると感じており、余程通りの悪い環境にならない限りは不動のエースとして活躍が見込めます。
エースの撃ち漏らしをスイープする後詰めとしてチゴラスとコイル。
単純に頑丈に物を言わせた対面能力の高さを買いました。
1対突破する能力は他の追随を許しませんが、相手を2体残したりすると若干厳しいです。
そして今回は使用可能ポケモンの中でイワークやココドラが起点役としてきわめて優秀であり、初手ケーシィ展開では頑丈が削れず厳しいので型破りモグリューを対抗策として仕込みました。
A7による一致地震でそれぞれ確定1発、役割対象以外にも気合いのタスキで行動保証を持たせることで岩石封じ+ステルスロックで役割遂行したり、単純に剣の舞から負担を強いることができる点が強いと感じました。
4.個別紹介
※本ルールにおいては性格補正はあまり意味をなさないことが多いため、実数値のみの記載となります。
Ⅰ チョロネコ
特性:かるわざ
持ち物:オレンのみ
実数値:H12 - × - B6 - C6 - D6 - S6
技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス
悪だくみ+軽業発動から全抜きを狙うメインのダイマックスエース。
壁下の耐久は一致抜群のダイマックス技を耐えるなどかなり信用でき、悪だくみを積みつつオレンの実による軽業発動を狙います。
素早さ低下のダイアタック、身代わり貫通のハイパーボイスなども刺さる場面があり、大暴れしてくれました。
一見してモグリューかサンドの砂かき+剣の舞がまず見える構築なので、タイプ受け可能+天然により積み無効のウパーや物理受けのサニーゴを非常によく誘うところもチョロネコを通す上で有利に働いていました。
Ⅱ サンド
特性:すなかき
持ち物:きのみジュース
実数値:H12 - A6 - B7 - × - D5 - S6
技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / アイアンテール
剣の舞+ダイロックによる砂かき発動から全抜きを狙うダイマックスエース。
チョロネコの通りが悪い場合に選出。
こちらもチョロネコ同様、壁+木の実ジュースに任せたある程度強引な積みが可能であり、相性不利も気にならない信頼度がありました。
Ⅲ チゴラス
特性:がんじょう
持ち物:こだわりハチマキ
実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6
技:げきりん / ロックブラスト / じしん / インファイト
ダイマエースの撃ち漏らしをスイープする後詰め。
対面性能は非常に高いものの抜き性能には欠けるため、ダイマエースが2体持っていけないと厳しい印象です。
抜群範囲が広いため、基本的にはコイルよりチゴラスを優先して選出しました。
Ⅳ コイル
特性:がんじょう
持ち物:こだわりスカーフ
実数値:H11 - × - B6 - C7 - D6 - S6
技:10まんボルト / ラスターカノン / ボルトチェンジ / てっていこうせん
ダイマエースの撃ち漏らしをスイープする後詰め。
対面性能の底上げのため、こだわりスカーフで先手が取れるようにしました。
1対1には強いですが、基本的には2体を相手にするのは厳しいです。
Ⅴ モグリュー
特性:かたやぶり
持ち物:きあいのタスキ
実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6
技:がんせきふうじ / ステルスロック / じしん / つるぎのまい
相手の初手イワークやココドラ、ドーミラーといった展開に対して特性貫通の地震を押し付けていくためのピンポイント採用。
なまじイワークの信用度が非常に高いルールであったため、存分に役割を果たしてくれました。
初手の合わせが外れた場合も岩石封じ+ステルスロックによる役割遂行や、積めそうな相手なら剣の舞で負担を掛けていくなど器用に立ち回ってくれました。
今回の特別賞。
Ⅵ ケーシィ
特性:シンクロ
持ち物:ひかりのねんど
実数値:H11 - × - B5 - × - D6 - S7
技:リフレクター / ひかりのかべ / ちょうはつ / テレポート
S7という高速帯から両壁や挑発+テレポートでエースに繋ぐ本パーティの主軸。
前回はサブの壁張りとして起用したため進化の輝石を持たせていましたが、1発耐えて壁を張ることができれば十分であり、今回はニューラもストライクも不在のため思い切って光の粘土を持たせました。
挑発で相手の展開を防ぎつつ、壁+テレポートor死に出しで一方的にエースに繋ぐことができるのが非常に強かったです。
今回はS7の同速ライバルが少なく、機能しないことはほとんどありませんでした。
5.まとめ
使用可能ポケモンとの噛み合いも大きかったのですが、Lv1壁展開におけるケーシィの運用を見いだせたのは大きかったです。
モグリュー+ケーシィ+ダイマエースの1エース選出は我ながら振り切ったものだとは思いましたが、こういうやり方もアリだと分かったのは収穫でした。
直前で起用を決めたモグリューですが、何とシーズン1からドリュウズを使っているにも関わらず型破り個体を持っていなかったため、藁にもすがる思いでTwitterで募集を掛けたところ、なんと"マンタインの人"水彩様から交換していただけました!
”軸”とまでは行かないまでもモグリューを前提としたパーティではあったため、時間までにTwitterで交換成立しないかレイドで捕まえられないかであれば参加を見合わせようと思っていたところで、非常に助かりました。
しかもC抜け5Vという理想個体だったので、そのまま出場してもらいました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。
Twitter:@Kawauso_Liepard
以下、パーティの構築にあたってのスペシャルサンクスです。
■協力