【Only1Battle -JURASSIC WORLD-】霧壁チョロッフィ【最終11位】
1.前書き
こんにちは、かわうそという者です。
今回は2020年7月4日に行われた仲間大会
Only1Battle -JURASSIC WORLD-
で使用したパーティについての記録です。
大まかなルールは以下の通り。
・Lv1ポケモンのみ使用可能
・努力値振り、ダイマックスアメの使用禁止
・過去作産のポケモンの使用はOKだが、過去作でのみ覚えられる技は使用不可
詳しくは以下のリンクにて。
Lv1限定大会運営本部
【ポケモン剣盾】Lv1限定大会「Only1Battle -JURASSIC WORLD-」開催のお知らせ
2.パーティ概要および成績
TN かわうそ
最終レート 1532(11位)
3.構築経緯
普段ランクバトルで使用しているパーティをLv1大会用に合わせてアレンジしました。
基になったパーティはこちら【ニャオレパル霧壁ローテ】です。
Lv1ルールではステータス値に大きな差が起こりにくく、S操作系の積みエースが有効に運用できると考えました。
一方で、ランクバトルでのレパルダスやドリュウズのような「相手がS操作してもなお届かない速さ」の実現が難しいので、その辺りの切り返しにも気を遣った感じです。
4.個別紹介
※本ルールにおいては性格補正はあまり意味をなさないことが多いため、実数値のみの記載となります。
Ⅰ チョロネコ
特性:かるわざ
持ち物:ミストシード
実数値:H12 - × - B6 - C6 - D6 - S6
技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス
レパルダス(軽業エース)の役割を担う、メインエースです。
レパルダスとの違いは、素のSがきわめてマジョリティである6という数値であり、軽業が発動したとしても相手の天候系エースや殻を破るアタッカーと同速になりがちということです。
特にS7のハリーセンのすいすいが発動すると上を取ることができません。
そこでハイパーボイス(ダイアタック)を採用し、S関係で有利に立てるようにしました。
チョロネコ単独での突破のみならず、裏のパルシェンに繋ぐ際など、想像以上にダイアタックが活きる場面は多かったです。
Ⅱ モグリュー
特性:すなかき
持ち物:じゃくてんほけん
実数値:H12 - A7 - B6 - × - D6 - S6
技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / シャドークロー
すいすいハリーセンとどちらを採用するかは迷いましたが、前回数の多かったハリーセンの雨展開をダイマックス後切りから砂展開の後攻→先行で阻害できることを魅力に感じ、モグリューを選択しました。
ドリュウズと違い鋼タイプが入っておらず鋼技もメタルクロー止まりのため、物理アタッカーとシナジーのあるダイホロウを採用しました。
鋼打点やBアップが欲しかったときが多かったため、メタルクローの方が良かったかもしれません。
※追記:メタルクローはLv16習得のみのため、本ルール使用不可
ダイマックスアメの使用が禁止のため、ダイマックス時の耐久が壁込みでもやや不安があり、ドリュウズほどのインパクトは無かったです。
Ⅲ ヒバニー
特性:リベロ
持ち物:いのちのたま
実数値:H12 - A6 - B6 - × - D6 - S6
技:ブレイズキック / とびひざげり / ふいうち / とびはねる
ダイジェット展開を前提とした、ダイマエース③です。
素のSが6のことや、軽業や砂かきに比べてインパクトが小さいこと、非ダイマ時の貧弱さが気になり、エースバーンと同じ感覚での運用はできませんでした。
Ⅳ パルシェン
特性:スキルリンク
持ち物:きあいのタスキ
実数値:H12 - A7 - B8 - × - D6 - S6
技:つららばり / からをやぶる / ロックブラスト / こおりのつぶて
ダイマックスしなくても強い詰めアタッカー枠として採用。
エースアタッカーが上手く封じられて厳しい状況からも切り返してくれることがあり、本ルールにおけるパルシェンの強さを実感しました。
こらえるヒメンカにスキルリンク技を撃ってしまうとSが壊滅的に下がるのが怖いところで、本大会でも1回その択が発生しました。
またLv1であるためステータス差が小さく、両刀パルシェンを採用している方を見てLv1大会の妙味を見た気がします。
Ⅴ エルフーン
特性:いたずらごころ
持ち物:たべのこし
実数値:H12 - × - B7 - C6 - D6 - S7
技:やどりぎのタネ / コットンガード / みがわり / ムーンフォース
ダイマックスしなくても強い詰め枠②として採用。
私が普段この型のエルフーンを使っていないこともあり、あまり上手く動かせませんでしたが詰ませ性能はきわめて高く、有用であることは間違いなさそうです。
対戦試行数が少ないので特筆すべきこともありませんが、欲を言えばこの枠はピクシーのような積みアタッカーを封殺できるポケモンを採用したかったです。
プール内に条件を満たすようなポケモンがおらず、エルフーンの採用となりました。
Ⅵ クレッフィ
特性:いたずらごころ
持ち物:ひかりのねんど
実数値:H12 - × - B7 - C6 - D7 - S6
技:リフレクター / ひかりのかべ / ミストフィールド / てっていこうせん
ニャオニクスの役割を担う起点役として採用。
ニャオニクスと違い、あくびでの対面操作ができないため、スムーズな対面作りのために自主退場技として徹底光線を採用。
対戦中、「ニャオニクスなら・・」と思ってしまうことが何度もあり、やはりニャオニクスが壁展開要員としては卓越しており、あくびによる対面操作が展開作りにおいてまるで別格の強さを与えていると再認識しました。
クレッフィは自主退場できる点が優秀だとは思いますが、再展開までを考えるとニャオニクスの壁展開適正は他の追随を許しません。
ただしLv1ルールにおいてはピクシーのような特性"天然"の強力な詰ませ要員が見当たらず、積みを行ってくる相手に対して徹底光線である程度の負担を掛けつつ、手遅れになる前に退場できる点は大きく評価しています。
徹底光線によって相手のタスキや木の実ジュースを消費させられることも強みだと思います。
今後もこのルールで対戦を行う際はクレッフィを起用しようと思いました。
5.まとめ
前回の「Only1Battle -KU ZEN ZETSUGO-」に続き、2回目のLv1大会への参加となりました。
おおむね通常ランクバトルと同じ感覚でパーティを運用することができましたが、木の実ジュースやオレンの実など、Lv1ルール特有の強アイテムを考慮から外してしまったり、やはり慣れている方には構築もプレイングもなかなか追随できないと感じました。
前回はエルフーンでミストフィールド+置き土産からチョロネコを通すパーティで、最終レートは1416と惨敗だったため、少しは成長したかなと思います。
新鮮な環境で楽しい大会であるため、今後もっと参加者が増えるといいなと期待しつつ、次は良い結果を残せるようにしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Twitter:@Kawauso_Liepard