妹のチョロネコ

備忘録を兼ねてポケモン構築記事書いてます

【ハチの日杯 ソーシャルディスタンス~ミツです~】ニャオレパル霧壁ローテ ハチの日ver【最終14位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年8月8日に行われた仲間大会

ハチの日杯 ソーシャルディスタンス~ミツです~

で使用したパーティについての記録です。

大まかなルールは以下の通り。

ミツハニー or ビークインを必ずパーティに入れる
ビークインの合計種族値474を下回るポケモンおよび進化前ポケモンが使用可能
サイドン、ストライク、タイプ:ヌル、ポリゴン2メタモンヨワシは使用不可
・特性「ちからもち」の使用不可
・道具「ふといホネ」「しんかのきせき」の使用不可

使用可能ポケモンの詳細は以下画像にて

画像

 

 

2.パーティ概要および成績

f:id:drkawauso:20200809010729j:plain

画像

TN かわうそ

最終レート 1544(14位)

 

 

3.構築経緯

ランクバトルで使用しているニャオニクスf:id:drkawauso:20200402072639p:plain-レパルダスf:id:drkawauso:20200402072658p:plainの並びを基に構成しました。

「壁を張って積んで上から殴る」というシンプルなコンセプトです。

まず使用可能ポケモンの中でレパルダスでは対処できない相手として、タイレーツやサワムラーなど格闘タイプのポケモンが目立ちました。
これに対応でき、かつダイマックスエースとして運用できそうなココロモリPokémon-Icon 528.pngをまず選択。
通常環境では数値がきわめて足りないココロモリですが、本ルールなら最強クラスの活躍が見込めると思いました。

次に、本ルールで上位に来ると予想したエアームドオニシズクモ、必ずパーティに入るビークインに厚くするためモルペコPokémon-Icon 877.pngを選択。
エアームドとしては微妙ですが、上記に上を取れ、ダイマックスしなくても強力な電気タイプアタッカーであることを評価しました。

もう1体、ダイマックスしなくても強い詰め枠としてオニシズクモPokémon-Icon 752.pngを選択。
単純に火力が出る種族値詐欺ポケモンであり、壁込みの耐久も高く信頼できそうだと思いました。
力持ち・太いホネの使用を禁止しているあたり、水泡はルールの抜け穴に見えなくもないですが…。

そして採用必須のビークインPokémon-Icon 416.png
上記メンバーだと対処が難しそうなナマコブシへの対抗策として毒々型を選びました。
Sが低くそれなりの耐久があり、後攻とんぼクッションとしても運用できそうだと感じました。

 

 

4.個別紹介

 

Ⅰ レパルダス

Pokémonsprite 510 StSd.gif

特性:かるわざ

持ち物:ミストシード

性格:ひかえめ

実数値(努力値
H139 - × - B97 (212) - C150 (228) - D70 - S135 (68)

技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / しっとのほのお

 

シングルS7で使用した個体です。

ミストシードで軽業を発動し、壁を盾にした悪だくみからダイマックスで敵陣の一掃を狙います。

詳細解説はこちらを参照。

本来は本大会用のS調整を施すべきだとは思いますが、スペックは十分と考えそのまま流用しました。

通常環境では数値不足やトゲキッス・ウーラオスあたりの存在でそれほど選出できていないのですが、本ルールにおいては天敵が少なく、火力耐久素早さ全てにおいて優れる無双の強さを発揮しました。

特に本ルールでも使用可能かつ強力なスペックを持つヌオーやエアームドに強い点は頼もしかったです。

現在はランクバトルではバトンタッチ搭載個体を使っていますが、エアームドを意識した嫉妬の炎搭載型を選択しました。

 

 

Ⅱ ココロモリ

Pokémonsprite 528 StSd.gif

特性:たんじゅん

持ち物:ラムのみ

性格:ひかえめ

実数値(努力値
H171 (228) - × - B75 - C141 (252) - D75 - S138 (28)

技:エアスラッシュ / めいそう / ねっぷう / アシストパワー

 

調整意図

ダイジェット1回(S+2)で最速スカーフチラチーノ抜き

残りHC

 

レパルダスの弱点を補完する積みダイマエース②として採用。

特性単純により瞑想1回でCD+2、ダイジェット1回でS+2が上昇します。
数値不足に悩まされるポケモンですが、本大会の環境ならば十分なスペックだと感じました。

ダイマックス終了後も超火力のアシストパワーで暴れることができ、先制技が無い相手には破格の強さでした。

 

 

Ⅲ オニシズクモ

Pokémonsprite 752 StSd.gif

特性:すいほう

持ち物:こだわりハチマキ

性格:いじっぱり

実数値(努力値
H175 (252) - A134 (252) - B112 - × - D152 - C63 (4)

技:アクアブレイク / とびかかる / はいよるいちげき / みずあそび

 

調整意図

HA振り切り

 

ダイマックスしなくても強い枠①として採用。

基本的にアクアブレイクを撃つだけですが、オニシズクモではどうにもならない相手の火力を削いで後続で繋ぐ場面もあるかと思い、跳びかかると這い寄る一撃を選択。
また万一オニシズクモでのダイマックスが強いられた場合のダイウォールのため水遊びを採用しました。
補助技は何でも良かったのですが、鋼や毒タイプを水タイプにしてビークインで詰める動きが億に一つあるかと思い水遊びを選択。

ヌオーやランターンに当たることが多く、超火力アクアブレイクの出番はあまりありませんでした。

それぞれ天然 / 蓄電が主だとは思いますが、万一貯水だったらと思いあまり選出しなかったです。

 

 

Ⅳ モルペコ

Pokémonsprite 877 StSd.gif

特性:はらぺこスイッチ

持ち物:きあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値(努力値
H133 - A161 (252) - B78 - × - D79 (4) - S149 (252)

技:オーラぐるま / まもる / でんじは / すてゼリフ

 

調整意図

AS振り切り

 

ダイマックスしなくても強い枠②として採用。

オニシズクモエアームドビークインあたりを意識しています。

単純に火力がそこそこあり、Sを上げながら殴る動きが強かったです。
電磁波は一度も使わなかったため、猫だましか電光石火の方が良かったです。

というか当初はシザリガーサメハダー対応のため猫だましを採用予定でしたが、忘れてそのままになっていました。

元々圧倒的な速さで上を取る前提のレパルダスココロモリと、後攻と割り切ったオニシズクモビークインが裏なので電磁波採用は意味が無かったです。

 

 

Ⅴ ビークイン

Pokémonsprite 416 StSd.gif

特性:きんちょうかん

持ち物:カゴのみ

性格:わんぱく

実数値(努力値
H177 (252) - A100 - B169 (252) - × - D123 (4) - S60

技:どくどく / ぼうぎょしれい / ねむる / とんぼがえり

 

調整意図

HB振り切り

 

ルール上採用必須枠。

積みアタッカーのストッパーとなり得るナマコブシを強く意識した型。

せっかく防御指令を6積みできても裏から鋼や毒が出てきたらTODに走るか諦めてとんぼで帰るしかないので、とんぼ返りよりも普通の攻撃技を1つ採用した方が良かったかもしれません。

 

 

Ⅵ ニャオニクス(♂)

Pokémonsprite 678 StSd.gif

特性:いたずらごころ

持ち物:ひかりのねんど

性格:おだやか

実数値(努力値
H181 (252) - × - B116 (156) - × - D125 (100) - S124

技:リフレクター / ひかりのかべ / ミストフィールド / あくび

 

調整意図

陽気ハチマキウーラオスの水流連打確定耐え

控えめ特化ギルガルドシャドーボール最大乱数以外耐え

 

現在普段ランクバトルで使用している個体なので、上記の調整となっています。

こちらも大会用にもっと良い調整がありそうですが、任務を全うするだけの耐久は十分にあるためそのまま流用しました。

今回も本パーティの中核として全試合選出となりました。
積みアタッカーの起点のための壁張りとあくびでの対面操作、ミストシード発動のためのミストフィールドが任務です。

S7の個体とは別の調整個体ですが、動きは変わらないので詳細は解説はこちらを参照。

 

 

5.まとめ

たまたまかもしれませんがメタ対象と次々にマッチングし、勝率8割を挙げることができました。

軽業エースレパルダスが環境にマッチしており、思う存分に蹂躙していく様は爽快でした。

反面、あくび展開やビークインによるTODは時間が掛かり、大会時間の中で対戦数をこなすことができず、順位を上げることはできませんでした。
参戦が遅れたのも痛かったです。

制限大会はこれまでも出たことはありますが、じっくりと考察したのは初めての経験となりました。
プールが大きく制限されており、環境考察がしやすかったので、私のような初心者でもそれなりに強いパーティが組めたかなとは思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。

Twitter@Kawaudo_Liepard