妹のチョロネコ

備忘録を兼ねてポケモン構築記事書いてます

【おもちゃ杯】霧みやげモンネコ【最終10位】

1.前書き

こんにちは、かわうそという者です。

今回は2020年8月16日に行われた仲間大会

おもちゃ杯

で使用したパーティについての記録です。

満足の行く結果は出せませんでしたが、次回開催も視野とのことで、次回のための参考記事として残しておきます。

 

大まかなルールは以下の通り。

種族値300以下のポケモンのみ使用可

抜けがあるかもしれませんが、使用可能ポケモンの一覧は以下

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この中でおそらく使用率上位に来ると予想したのは

はりきりで破格の火力が出せるモノズPokémon-Icon 633.png

同じく力持ちや水泡で火力の出るマリルPokémon-Icon 183.pngホルビーPokémon-Icon 659.pngシズクモPokémon-Icon 751.png

A100という桁違いの攻撃力を持ちトリルエースとして強力なナックラーPokémon-Icon 328.png

同じくC105と桁違いであり、トリルエースとしてユニランPokémon-Icon 577.png

C70、S60と高水準のすいすいエースとしてタッツーPokémon-Icon 116.png

S85という超速帯からダイジェット展開ができるキャモメPokémon-Icon 278.png

A70で高威力技持ち、かつ悪戯心が強力なリオルPokémon-Icon 447.png

輝石込みで高耐久を見込めるプリンPokémon-Icon 039.pngヨマワルPokémon-Icon 355.png

この辺りのポケモンを意識しながらパーティ構築を行っていきました。

 

 

2.パーティ概要および成績

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TN かわうそ

最終レート 1522(10位)

 

 

3.構築経緯

相も変わらず、かるわざチョロネコPokémon-Icon 509.pngをエースとしてパーティを考えました。

しかし本ルールにおいては、先攻で壁+ミストフィールドを張れるようなポケモンがプール内に見当たらず、起点の作り方としてはこれまでとは異なる方法が必要でした。

そこでタスキ悪戯心モンメンPokémon-Icon 546.pngミストフィールドを張り、置き土産で起点を作ることにしました。

プリンPokémon-Icon 039.pngなども両壁+ミストを行うことができますが、壁を張るのであれば光の粘土は欲しいところですし、後攻での壁+ミストフィールドでは進化の輝石無しでは安定しません。
ただし輝石込みの耐久には特筆すべきものがあり、格闘ポケモンへの選出抑制効果も見込んで詰め要員として採用することにしました。

次に、本ルールでは全体的に超火力を出すことのできるポケモンが乏しく、輝石耐久ポケモンを突破できるだけの積みエース②として剣の舞+天候によるS操作が可能な砂かきサンドPokémon-Icon 027.pngを選択しました。
ダイスチル(アイアンテール)でフェアリータイプへの補完としても期待できると感じました。また、すいすい持ちには剣の舞や悪だくみで大火力が出せるポケモンがおらず、雪かきアローラサンドは4倍弱点を敬遠した結果、原種サンドが最適と判断しました。

基本的にダイマエースは通りの良いチョロネコ固定で、補完としてサンドで十分に感じたので後は非ダイマックスでも強いポケモンで固めようと思いました。

まずは力持ちで火力の出せるマリルPokémon-Icon 183.pngを選択。
おそらく使用率上位に来るであろうモノズやリオルを選出段階で牽制するためにフェアリー3枚の構成となります。

 最後に上から高火力を押しつけられ、怯みで勝ち筋を残すこともできる王者の印チラーミィPokémon-Icon 572.pngを選択。

 

 

4.個別紹介

 

Ⅰ チョロネコ

Pokémonsprite 509 StSd.gif

特性:かるわざ

持ち物:ミストシード

性格:ひかえめ

実数値(努力値
H116 - × - B63 (44) - C112 (252) - D57 - S113 (212)

技:あくのはどう / わるだくみ / くさむすび / ハイパーボイス

 

調整意図

軽業発動でS+1最速キャモメ抜き

C振り切り

残りB 

 

ミストシードで軽業を発動し、悪だくみダイマックスから崩しを狙うメインエースです。

環境で辛そうな相手はおそらくモノズ・リオルくらいで、フェアリーで選出を牽制すればほぼ固定のダイマエースとして活躍が見込めます。

マッチングが多かったすいすいエースに対してもダイソウゲンで対抗でき、今回も制限ルールの中で別格の強さを見せてくれました。

とはいえ今回は置き土産で起点を作成するため、2体目以降の火力をそのまま受けることになるため止められるシーンも多く、詰め要員の選択が重要だと感じました。

モノズを意識したハイパーボイス採用でしたが、プリンにC+2とD+1を渡せるバトンタッチを採用しても良かったかなとも思います。

 

 

Ⅱ サンド

特性:すなかき

持ち物:いのちのたま

性格:ようき

実数値(努力値
H125 - A127 (252) - B105 - × - D51 - S101 (252)

技:じしん / つるぎのまい / いわなだれ / アイアンテール

 

調整意図

AS振り切り

足りないSを補うため性格は陽気

 

チョロネコ展開が厳しい場合のダイマエース。

モンメンで甘える+置き土産などがうまく決まれば起点は作りやすかったです。

剣の舞+命の珠で火力はきわめて高く、砂展開が決まれば突破力は十分でした。

 

 

Ⅲ マリル

特性:ちからもち

持ち物:とつげきチョッキ

性格:いじっぱり

実数値(努力値
H145 - A79 (252) - B96 (204) - × - D70 - S67 (52)

技:たきのぼり / じゃれつく / ばかぢから / アクアジェット

 

調整意図

A振り切り

4振り45族抜き

残りB

 

ダイマックスしなくても強い枠①として採用。

突撃チョッキ+B振りである程度の耐久を確保し、対面性能を確保しました。

一撃で落ちることはそうそうないため、オボンの実などを持たせて補助技を採用し、ダイウォールを撃てるようにしても良かったかなと思います。

マリルダイマックスする局面もあり、ダイウォールがあれば勝てた試合もあったのでほぼ使わない馬鹿力は切って補助技を採用すべきでした。

 

 

Ⅳ チラーミィ

Pokémonsprite 572 StSd.gif

特性:スキルリンク

持ち物:おうじゃのしるし

性格:ようき

実数値(努力値
H131 (4) - A102 (252) - B60 - × - D60 - S139 (252)

技:スイープビンタ / トリプルアクセル / はたきおとす / とんぼがえり

 

調整意図

AS振り切り

 

ダイマックスしなくても強い枠②として採用。

スイープビンタで耐久無振りリオルを高乱数で落とすことができるのは大きな評価ポイントでした。

怯みの確率はスイープビンタでも所詮3割強なので、持ち物の王者の印は正直微妙なところではあります。
(追記)王者の印+スキルリンク+スイープビンタ命中時に怯む確率は約41%、命中率を加味すると約35%となります。
トリプルアクセルでは怯み率約27%、命中率加味で約24%です。

輝石持ちにはたき落とすから撃ち分けをしたかったためこだわり系は持たせたくなく、タスキもモンメンが持つため消去法で決めました。

 

 

Ⅴ プリン

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特性:かちき

持ち物:しんかのきせき

性格:ずぶとい

実数値(努力値
H191 (4) - × - B79 (252) - C65 - D77 (252) - S40

技:マジカルシャイン / あまえる / うそなき / ねがいごと

 

調整意図

耐久全振り

 

甘えるや願い事で粘りながら嘘泣き→マジカルシャインでの突破を想定しました。

かなりの高耐久で詰めとして優秀ではありましたがダイマックス技を受けきることはやはり難しく、守るを採用すべきでした。

 

 

Ⅵ モンメン

Pokémonsprite 546 StSd.gif

特性:いたずらごころ

持ち物:きあいのタスキ

性格:おくびょう

実数値(努力値
H147 (252) - × - B92 (92) - C61 (28) - D71 (4) - S113 (132)

技:ミストフィールド / あまえる / おきみやげ / マジカルシャイン

 

調整意図

マジカルシャインでH252-D4のモノズを確定1発

最速ベロバー抜き

 

 

ミストフィールドや甘える、置き土産でエースの積み起点を作成します。

マヒや眠り撒きも多く、チョロネコを選出しない際もミストフィールドが役立つ場面は多かったです。

悪戯心の使用上、悪タイプへの遂行が難しいので攻撃技として一致抜群を取れるマジカルシャインを採用。
初手のモノズに詰まされないように若干Cにも振りました。

置き土産は相手に交換圧力を掛けられるのが利点ではありますが、相手が交換しても恩恵を受けられる壁には及ばないと改めて感じました。

無いものねだりとは知りつつも、ベロバーがミストフィールドさえ覚えれば…と思わずにはいられません。
 

 

5.まとめ

今回の仲間大会は1位賞品が色チョロネコだったため、必勝の気概を持って臨みましたが満足のいく結果を残すことはできませんでした。

選出抑制したつもりのリオルが出てくることや、仮想敵として考えていたモノズキャモメが予想外に少なかったことなど、環境を読み切れていなかったことが反省点です。

 

余談ですが、2戦目にこんな一幕がありました。

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仲間大会のシステム上ルール違反者が出ることは避けようがなく、運が悪かったと思うしかありません…。

他の方も被害を受けている可能性も大いにありますので、このマッチングが無ければ、という理屈は通じませんし。

実際、この敗戦が無かったとしても1位の方とのレート差は大きかったです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かあればコメントおよびTwitterにてお願いいたします。

Twitter@Kawaudo_Liepard